里山川海を歩くライターの活動記録

水産のいろんな世界を歩き見て、ひとの営みや暮らしを伝えています

その他の媒体

【長良川市民学習会ニュース No.35】に「長良川を歩いて見て思うこと」を寄稿しました

長良川市民学習会(岐阜市)が発行する『長良川市民学習会ニュース No.35』(2021年10月1日発行)に「長良川を歩いて見て思うこと」と題して寄稿しました。長良川について理解していることは、ほんの一部でしかありませんが、私なりに歩いて見てきたなかで…

東日本大震災後の水産業~被災地の漁港を歩いて~

海洋政策研究所が発行する『Ocean Newsletter』(第261号、2011年6月20日発行)に「東日本大震災後の水産業~被災地の漁港を歩いて~」を寄稿しました。 www.spf.org

名古屋市場で魚食普及セミナー 食育関係者ら60名が学ぶ

〈『水産週報』2014年寄稿、2020年5月28日加筆修正〉 食育に携わる関係者を対象に開かれた 名古屋市中央卸売市場の本場(同市熱田区)で2014年2月8日、食育に携わっている関係者を対象にした「魚食普及セミナー」が開かれた。身近にある魚を使い、五感を駆使…

藻場・干潟を守り豊かな海づくりを 海の博物館館長の石原義剛氏が講演

〈『水産週報』2011年12月1日号寄稿、2020年5月28日加筆修正〉 四日市市で開かれ海の環境保全に取り組む市民団体などが参加した 三重県内で海の環境保全に取り組む市民団体などが参加して意見を交わす第2回「みえの海のフェスティバル」(海づくり会議みえ主…

森川海の連携で三河湾の復活を 愛知県田原市で畠山重篤氏が講演

〈『水産週報』2011年9月15日号寄稿、2020年5月28日加筆修正〉 「森は海の恋人」と題して畠山重篤氏が講演した 宮城県気仙沼市でカキ養殖を営み、牡蠣の森を慕う会代表、京大フィールド科学教育研究センター社会連携教授などを務める畠山重篤氏は2011年2月25…

森・川・海のつながりを守る 岐阜市内で「清流の国ぎふづくり県民大会」

〈『水産週報』2011年9月1日号寄稿、2020年5月28日加筆修正〉 「清流の国ぎふづくり宣言」を朗読する小、中学生 昨年6月に第30回全国豊かな海づくり大会が開かれた岐阜県。県内では、この大会を機に河川を保全する気運が高まり、各地で取り組みが進んでいる…

名古屋市場で初の「ふれあい市場まつり」 2万3000人が来場し市場の活気を体感

〈『水産週報』2010年11月15日号寄稿、2020年5月28日加筆修正〉 多くの人びとが来場し賑わった 押し寄せる一般市民で活気にわく名古屋の卸売市場。晴れわたる空が広がる10月の日曜。普段であれば静かな市場内がこの日は大きな喧騒に包まれ、かつてないほどの…

世界遺産の登録に向け、日韓の海女が参集 三重県志摩市で海女サミット開催

〈『水産週報』2010年10月15日号寄稿、2020年5月27日加筆修正〉 8県9地域から46人の海女が参加して開かれた 全国でもっとも海女漁が盛んな三重県の鳥羽・志摩地方。地元の自治体では海女文化の情報発信に力を入れており、浜では「海女小屋体験」が人気を集め…

食べ物とリンクする生物多様性 名古屋で「『さかな』を守る!漁業をまもる!」をテーマに意見交換

〈『水産週報』2010年10月1日号寄稿、2020年5月27日加筆修正〉 多くの参加者がつめかけ漁業への関心を深めた 生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が2010年10月18日より、愛知県名古屋市で開かれる。地球環境への問題に関心が高まるなかで、190を超える…

名古屋市場で魚や流通について学ぶ 愛知県が企業と連携して親子食育教室を開催

〈『水産週報』2010年9月1日号寄稿、2020年5月27日加筆修正〉 マグロの中落ちをスプーンでとる子供たち 行政や企業、生産や流通、消費者団体など、さまざまな組織が主体となっての「食育」の取り組みが、各地で盛んに行われている。朝食を抜いたり、偏ったも…

流域の環境保全で漁業の再生を 環境フォーラムで元三重漁連部長の畑井育男氏が講演

〈『水産週報』2010年7月15日号寄稿、2020年5月27日加筆修正〉 会場には多くの参加者がつめかけた 株式会社エステム(愛知県名古屋市)主催の第20回環境フォーラム「水がつなぐ生命(いのち)~私たちの環境と海からの恩恵~」が2010年6月4日、名古屋市内で…

渥美半島・小中山地区 潜水・採貝漁の盛んな三河湾

〈『水産週報』2009年8月1日号掲載、2020年5月26日加筆修正〉 この地域でオオアサリと呼ばれるウチムラサキ 愛知県の東南端にある渥美半島は、三方を三河湾、伊勢湾、太平洋に囲まれた昔から漁業の盛んな地域。一年を通して多くの魚介類が水揚げされるが、な…

「駿河湾から伊豆海嶺の水産振興フォーラム」開催 海山の資源開発で漁業の発展を

〈『水産週報』2009年6月1日号寄稿、2020年5月26日加筆修正〉 地域漁業の発展に向けて調査研究のあり方を議論した 水産海洋地域研究集会・2008年度「駿河湾から伊豆海嶺の水産振興フォーラム」がこのほど、焼津市内で開かれた。水産海洋学会、東海大学海洋学…

焼きカキブームにわく鳥羽・浦村 消費拡大へ養殖業者が自ら販売

〈『水産週報』2009年5月15日号寄稿、2020年5月25日加筆修正〉 「牡蠣の国まつり」で人気を集めたカキのつめ放題 「海のミルク」と呼ばれ栄養たっぷりで人気のカキ。全国的な産地としては広島、宮城県が有名だが、三重県でもカキ養殖は盛んに行われている。…

水産海洋研究集会「熊野灘漁業を考える」開催 「付加価値を高め、消費者の要求に応える」

〈『水産週報』2009年5月1日号寄稿、2020年5月25日加筆修正〉 漁業の再生に向けて意見が交わされた 昨年夏の燃油高騰によって浮き彫りとなった脆弱な漁船漁業の経営体質。漁業者はどのようにして経営を改善し、収益の確保を図っていくべきか。 漁業のコスト…

「厳しい漁協経営、自助努力で改善を」フォーラム「三重の漁業どうする」漁連会長、漁業者、研究者らが意見発表

〈『水産週報』2008年10月15日号寄稿、2020年5月25日加筆修正〉 5人のパネリストがそれぞれの立場から意見を発表した 前回に続いて、2008年9月20日に海の博物館(石原義剛館長)主催で開かれたフォーラム「三重の漁業どうする」の模様を紹介したい。 石原館…

フォーラム「三重の漁業どうする」流通改革で手取りを増やす 宮原JF全漁連専務が講演

〈『水産週報』2008年10月1日号寄稿、2020年5月25日加筆修正〉 多くの漁業関係者らが参加して開かれた 海の博物館(石原義剛館長)主催のフォーラム「三重の漁業どうする」が2008年9月20日、三重県鳥羽市の同館内で開かれた。漁獲の減少や漁業者の高齢化、漁…

漁業の衰退に高まる不安 愛知県内の漁港を歩く

〈『水産週報』2008年8月15日号寄稿、2020年5月25日加筆修正〉 休漁中の漁船が並ぶ豊浜漁港 全国一斉休漁で愛知県内の漁業者も操業停止に踏み切った。燃油の高騰によって漁業経営は破綻寸前。赤字覚悟の出漁が続き、意欲の低下に歯止めがかからない。漁業者…

5月の水揚げが過去最高を記録 好漁で活気にわく篠島のシラス漁

〈『水産週報』2008年7月1日号寄稿、2020年5月25日加筆修正〉 多くのシラスが水揚げされ活気にわく荷捌き場 4月から始まった愛知県篠島のシラス漁が好調だ。漁が本格化する5月は、月別で過去最高の漁獲量を記録。産地市場には連日多くのシラスが水揚げされ、…

豊かな漁場を守り里海の再生へ ピーク迎える三河湾のアサリ漁

〈『水産週報』2008年6月1日号寄稿、2020年5月24日加筆修正〉 漁が最盛期に入った三河湾のアサリ アサリの漁獲量が全国トップの愛知県。主な漁場となる県内三河湾のアサリは産卵を前に身が太り、もっとも美味しく食べられる旬の時期を迎えている。3月からス…

「愛知は地産地消が一番進んでいる県」―名大東郷フィールド「農場講演会」でJAあいち経済連畜産課長

〈2009年9月2日執筆、2020年5月20日加筆修正〉 名古屋大学大学院生命農学研究科主催の第3回「農場講演会」が2009年8月22日、愛知郡東郷町にある同研究科付属フィールド科学教育研究センター東郷フィールド(付属農場)で開かれました。JAあいち経済連畜産部…

佐久島名物の大アサリ丼を楽しく調理!―なごや環境大学共育講座・第30回「味わって知る わたしたちの海」

〈2009年11月30日執筆、2020年5月20日加筆修正〉 なごや環境大学共育講座「味わって知る わたしたちの海」(主催:伊勢・三河湾流域ネットワーク・山崎川グリーンマップ)の第30回が2009年10月22日、名古屋市昭和区の昭和生涯学習センターで開かれました。今…

鮮度の違うタコ、カンパチを食べくらべ―なごや環境大学共育講座・第28回「味わって知る わたしたちの海」

〈2009年8月4日執筆、2020年5月20日加筆修正〉 なごや環境大学共育講座「味わって知る わたしたちの海」の第28回が2009年7月9日、名古屋市昭和区の昭和生涯学習センターで開かれました。今回のテーマは「鮮魚における鮮度について考える」で、講師は市中央卸…

楽しい実習や現地見学で「食」への関心深める―第2回親子食育教室「夏休み!親子de食育」

〈2009年8月27日執筆、2020年5月19日加筆修正〉 愛知県とあいち食育サポート企業団による親子食育教室「夏休み!親子de食育」の第2回が2009年8月4日(火)、5日(水)の両日、県内で開かれました。前週に行われた第1回と同じく、小学校4年から6年生とその保…

「食」について見て・聞いて・触れて学ぶ―第1回親子食育教室「夏休み!親子de食育」

〈2009年8月19日執筆、2020年5月19日加筆修正〉 愛知県とあいち食育サポート企業団による第1回親子食育教室「夏休み!親子de食育」が2009年7月28日(火)、29日(水)の両日、県内で開かれました。健全な食生活の実践に向けて、五感を通して「食」について学…

豊かな食生活や地場野菜について学ぶ―JAグループ三重と三重大が「食・農・いのちの市民講座」

〈2009年8月24日執筆、2020年5月19日加筆修正〉 JAグループ三重と三重大による「食・農・いのちの市民講座」が2009年8月1日(土)、津市内の県教育文化会館で開かれました。この講座は、JAグループ三重と同大学の生物資源学部が結んでいる連携協定の一環とし…

名物・焼きハマグリに多くの行列―三重県桑名市で赤須賀漁業まつり

〈2009年7月21日執筆、2020年5月19日加筆修正〉 「第10回赤須賀漁業まつり」が2009年7月4日(土)、三重県桑名市の赤須賀漁港で開かれました。地元で獲れる水産物や漁業に関心をもってもらおうと、毎年この時期に赤須賀漁協が実施しているイベントで、ハマグ…

環境にやさしい食事を考える―なごや環境大学共育講座「フード・マイレージ活用講座Part2」

〈2009年7月6日執筆、2020年3月20日加筆修正〉 なごや環境大学の共育講座「フード・マイレージ活用講座Part2」の第2回が2009年6月28日(日)、名古屋市中村区の住友信託銀行名古屋駅前支店セミナー室で開かれました。今回のテーマは「フード・マイレージワ…

愛知県産の食材を使った調理の体験実習ー名古屋調理師専門学校がオープンキャンパス

〈2009年8月11日執筆、2020年3月20日加筆修正〉 名古屋調理師専門学校(名古屋市瑞穂区)は2009年7月25日、地産地消をテーマにしたオープンキャンパスを開き、地元愛知県産の食材を使った調理の体験実習を行いました。実習には、来春卒業する高校生ら105名が…