里山川海を歩くライターの活動記録

水産のいろんな世界を歩き見て、ひとの営みや暮らしを伝えています

ウナギ供養

【新美貴資の「めぐる。(129)」】生命の実感を取り戻す 名古屋にもあった放生池

〈『日本養殖新聞』2023年3月15日号寄稿〉 人間は命を奪って生きている。毎日の食卓にならぶたくさんの食物。それらは、地球が育てた動物や植物である。私たちは、無数の命から生きる糧を得ている。 それなのに、食べる物の価値は軽んじられ、お金さえあれば…

ウナギ供養と放流行事を行う 三重・津うなぎ専門店組合

〈『日本養殖新聞』2022年9月15日号寄稿〉 津うなぎ専門店組合(上原正広組合長)は8月29日、同市内でウナギ供養を行い、その後に放流行事を実施した。 行事は、組合に加盟する「はし家」「新玉亭」「大観亭支店栄町本店」「両口屋」の四店舗によって行わ…

【新美貴資の「めぐる。〈120〉」】大切な生命を弔う供養 人間と生きものを物語る

〈『日本養殖新聞』2022年6月15日号寄稿〉 世の中では、多くの「供養」が行われている。供養とは、「仏前や死者の霊前に有形・無形の物を供え、加護を願い冥福(めいふく)を祈るための祭事を行うこと」とある(新明解国語辞典〈第五版〉)。 ネットで「供…

ウナギ供養と放流を実施  三重・津うなぎ専門店組合

〈『日本養殖新聞』2021年9月15日号寄稿〉 津うなぎ専門店組合(上原正広組合長)は2021年8月23日、同市内でウナギ供養と放流の行事を実施した。 行事には、組合に加盟する「はし家」「新玉亭」「大観亭支店栄町本店」「両口屋」の四店の他、三重県の地域…

ウナギの供養と放流 三重の「津うなぎ専門店組合」が実施

〈『日本養殖新聞』2019年寄稿、2020年6月26日加筆修正〉 ウナギを岩田川に放流した 津うなぎ専門店組合(上原正広組合長)は2019年8月26日、市内でウナギの供養と放流の行事を実施した。 組合では、毎年この時期にウナギの供養と放流を行っている。昨年は一…

一般参加のウナギ放流会を開催 「津うなぎ専門店組合」が親子を招いて実施

〈『日本養殖新聞』2018年寄稿、2020年6月26日加筆修正〉 子どもたちは生きたウナギを手にして歓声をあげた 「津うなぎ専門店組合」主催のウナギ放流会が2018年8月27日、同市内の伊勢湾海洋スポーツセンターで開催された。 毎年この時期に一般参加を募って開…

ウナギの放流会を開催 津うなぎ専門店組合が親子を招いて実施

〈『日本養殖新聞』2017年寄稿、2020年6月25日加筆修正〉 生きたウナギに興味津々で手を伸ばす子どもたち 「津うなぎ専門店組合」主催によるウナギの放流会が2017年8月30日、同市内で開催された。毎年この時期に一般参加を募って開かれるこの催しは4回目とな…

ウナギ100匹を親子が放流 津うなぎ専門店組合が供養・放流会を開く

〈『日本養殖新聞』2014年寄稿、2020年6月10日加筆修正〉 つかんだウナギを海に放す子どもたち 津うなぎ専門店組合主催の「うなぎ供養・豊漁願い放流会」が2014年8月21日、三重県津市内であり、小学生と父母ら20組の親子がウナギの放流を体験した。 関係者の…

〈新美貴資の「めぐる。(74)」〉ウナギの聖地で供養を行う 岐阜県郡上市・粥川で地元の調理師会が主催

〈『日本養殖新聞』2018年8月25日号掲載、2020年4月18日加筆修正〉 ウナギを神の使いとして守っている岐阜県郡上市美並町の粥川(かゆかわ)で7月25日、ウナギ供養祭が行われた。主催したのは郡上調理師会で、美並観光協会、郡上漁協との共催。会場となった…