水産政策
〈『水産週報』2009年6月1日号寄稿、2020年5月26日加筆修正〉 地域漁業の発展に向けて調査研究のあり方を議論した 水産海洋地域研究集会・2008年度「駿河湾から伊豆海嶺の水産振興フォーラム」がこのほど、焼津市内で開かれた。水産海洋学会、東海大学海洋学…
〈『水産週報』2009年5月1日号寄稿、2020年5月25日加筆修正〉 漁業の再生に向けて意見が交わされた 昨年夏の燃油高騰によって浮き彫りとなった脆弱な漁船漁業の経営体質。漁業者はどのようにして経営を改善し、収益の確保を図っていくべきか。 漁業のコスト…
〈『水産週報』2008年10月15日号寄稿、2020年5月25日加筆修正〉 5人のパネリストがそれぞれの立場から意見を発表した 前回に続いて、2008年9月20日に海の博物館(石原義剛館長)主催で開かれたフォーラム「三重の漁業どうする」の模様を紹介したい。 石原館…
〈『水産週報』2008年10月1日号寄稿、2020年5月25日加筆修正〉 多くの漁業関係者らが参加して開かれた 海の博物館(石原義剛館長)主催のフォーラム「三重の漁業どうする」が2008年9月20日、三重県鳥羽市の同館内で開かれた。漁獲の減少や漁業者の高齢化、漁…
〈2019年6月1日執筆、伊勢・三河湾流域ネット―ワーク2019年総会関連企画『今伊勢湾と周辺で起きていること』の資料に寄稿、2020年5月24日加筆修正〉 昨年12月、漁業法が改正された。「水産資源の適切な管理」と「水産業の成長産業化」を目指す抜本的な「水産…
〈『日本養殖新聞』2019年5月25日号掲載、2020年4月18日加筆修正〉 「『新漁業法』は沿岸漁業と漁協経営にどのような影響をおよぼすか」をテーマにした第2回食と漁の地域未来フォーラムが4月6日、香川県丸亀市で開かれた。 主催したのは、全国沿岸漁民連絡協…
〈『日本養殖新聞』2019年4月15日号掲載、2020年4月18日加筆修正〉 日本水産学会春季大会が3月26日から29日まで、東京海洋大学で開かれた。同学会水産政策委員会主催のミニシンポジウム「『水産政策の改革について』の意義と問題点」が26日にあり、参加した…
〈『日本養殖新聞』2018年12月15日号掲載、2020年4月18日加筆修正〉 この原稿を書いている時点で、漁業法を改正する国会での審議が大詰めを迎えている。約70年ぶりとなる抜本的な改正は、「漁業権の免許の優先順位の廃止」「海区漁業調整委員会委員の公選制…
〈『日本養殖新聞』2018年7月15日号掲載、2020年4月17日加筆修正〉 水産庁による水産政策の改革についての説明会が6月から全国六つの会場で開かれ、神戸会場に参加した。6月1日、政府は「農林水産業・地域の活力創造プラン(改訂版)」を決定し、水産政策改…
〈『日本養殖新聞』2017年12月15日号掲載、2020年4月17日加筆修正〉 「水産ジャーナリストの会」の12月研究会が東京都内で開かれ参加した。テーマは「漁業権開放論の危うさ~資源・地域・国境の崩壊」で、東京大学大学院農学生命科学研究科の鈴木宣弘教授が…