里山川海を歩くライターの活動記録

水産のいろんな世界を歩き見て、ひとの営みや暮らしを伝えています

魚介類

【新美貴資の「めぐる。〈118〉】縄文人も食べていたウナギ  魚食のルーツは縄文時代にあった

〈『日本養殖新聞』2022年4月15日号寄稿〉 日本人はいつからウナギを食べていたのか。どんな漁法で捕まえ、どうやって食べていたのだろう。疑問と興味がふくらんでいくなかで、時代をさかのぼり「縄文」にたどり着いた。 『縄文の思想』(瀬川拓郎、講談社…

なぎさは海のゆりかご『海のゆりかご通信』No.32 〈イベントリポート〉赤須賀漁業協同組合青壮年研究会 

なぎさは海のゆりかご『海のゆりかご通信』No.21(2012年7月)に寄稿した記事を紹介します。 ハマグリ、シジミの産地として知られる三重県桑名市の赤須賀(あかすか)。三重、愛知の両県にまたがる伊勢湾のもっとも奥に位置し、木曽三川の恵みを受けて採貝…

なぎさは海のゆりかご『海のゆりかご通信』No.24 日本最東端の地 根室で海を守り続ける漁師たち

なぎさは海のゆりかご『海のゆりかご通信』No.24(2011年9月)に寄稿した記事を紹介します。 北海道根室市の汽水湖である「風蓮湖(ふうれんこ)」で、生き物同士の調和を図り、漁業を営んでいくために活動している漁師さんを訪ねました。 「日本最東端の地…

『海のゆりかご通信』No.16 ~ハマグリ復活に取り組む赤須賀の漁師さん~ 先祖からの財産を次の世代へ

なぎさは海のゆりかご『海のゆりかご通信』No.16(2010年12月)に寄稿した記事を紹介します。 江戸時代の頃から漁師町と伝わる三重県桑名市の赤須賀(あかすか)。この漁師町で、先祖がまもってきた財産を受け継いで、次の世代に継承しようと奮闘している漁…

『長良川STORY』に寄稿 市街地に驚くほどの魚の影! 岐阜市でアユの産卵ウォッチング

長良川流域をディープに楽しむウェブサイト『長良川STORY』で、2017年に連載した「お魚ライター新美の長良川おさかな帖」から過去の記事を紹介します。 市街地に驚くほどの魚の影!岐阜市でアユの産卵ウォッチング nagaragawastory.jp

「長良川STORY」に寄稿 洞戸の板取川でじゃちこをすくう

長良川流域をディープに楽しむウェブサイト『長良川STORY』で、2017年に連載した「お魚ライター新美の長良川おさかな帖」から過去の記事を紹介します。 「洞戸の板取川でじゃちこをすくう」。 nagaragawastory.jp

「長良川STORY」に寄稿 魚を育てる、ふわふわな森を歩く

長良川流域をディープに楽しむウェブサイト『長良川STORY』で、2017年に連載した「お魚ライター新美の長良川おさかな帖」から過去の記事を紹介します。 「魚を育てる、ふわふわな森を歩く」。 nagaragawastory.jp

なごや環境大学のブログ「特集・なごやエコ最前線」に寄稿 「謎を秘めたウナギから環境と暮らしを考える ~直面する資源問題、守りたい食文化~」

なごや環境大学のブログ「特集・なごやエコ最前線」に寄稿し、2016年1月に掲載された記事「謎を秘めたウナギから環境と暮らしを考える ~直面する資源問題、守りたい食文化~」を紹介します。 www.n-kd.jp

なごや環境大学のブログ「特集・なごやエコ最前線」に寄稿 「アユとひとが織りなす物語 ~長良川の営みから環境を考える~」

なごや環境大学のブログ「特集・なごやエコ最前線」に寄稿し、2017年6月に掲載された記事「アユとひとが織りなす物語~長良川の営みから環境を考える~」を紹介します。 www.n-kd.jp

なごや環境大学のブログ「特集・なごやエコ最前線」に寄稿 「アユとひとが織りなす物語 ~長良川の営みから環境を考える(続き)~」

なごや環境大学のブログ「特集・なごやエコ最前線」に寄稿し、2017年12月に掲載された記事「アユとひとが織りなす物語~長良川の営みから環境を考える(続き)~」を紹介します。 www.n-kd.jp

なごや環境大学のブログ「特集・なごやエコ最前線」に寄稿 「渥美の磯でめずらしい生き物を探す ~環境ボランティアサークル『亀の子隊』の磯遊び講座に参加~」

なごや環境大学のブログ「特集・なごやエコ最前線」に寄稿し、2018年8月に掲載された記事「渥美の磯でめずらしい生き物を探す ~環境ボランティアサークル『亀の子隊』の磯遊び講座に参加~」を紹介します。 www.n-kd.jp

なごや環境大学のブログ「特集・なごやエコ最前線」に寄稿 「新鮮な魚を生産者が漁港で直売!漁師町で続く地域起こしの取り組み ~愛知県南知多町大井の『とれとれ漁師市』を訪れてみた~」

なごや環境大学のブログ「特集・なごやエコ最前線」に寄稿し、2018年11月に掲載された記事「新鮮な魚を生産者が漁港で直売!漁師町で続く地域起こしの取り組み ~愛知県南知多町大井の『とれとれ漁師市』を訪れてみた~」を紹介します。 www.n-kd.jp

なごや環境大学のブログ「特集・なごやエコ最前線」に寄稿 「三河湾のアサリを採って味わう 漁獲減少から海の環境変化を知る」

なごや環境大学のブログ「特集・なごやエコ最前線」に寄稿し、2019年6月に掲載された記事「三河湾のアサリを採って味わう 漁獲減少から海の環境変化を知る」を紹介します。 www.n-kd.jp

岐阜市中央卸売市場で天然アユの初セリ キロ当たりの最高値は2万円

〈『日本養殖新聞』2017年寄稿、2020年6月24日加筆修正〉 アユシーズンの到来を告げる初セリの様子 岐阜県・長良川下流などの指定された漁場で、2017年5月11日より天然アユ漁が解禁を迎え、同日朝に岐阜市中央卸売市場で初セリが行われた。 初セリは午前6時…

三重・浦村で「牡蠣初食いまつり」 10月8日の「鳥羽の日」のイベントで企画

〈『日本養殖新聞』2014年寄稿、2020年6月11日加筆修正〉 水揚げが始まった浦村カキ 10月8日の「鳥羽の日」のイベントの一環として2014年の同日、三重県のカキ産地である鳥羽市浦村町で「浦村牡蠣初食いまつり」が開かれた。 主催したのは、同町の若手漁業…

名古屋の柳橋中央市場で「日曜おさかなマーケット」 活性化に向け若手が企画する

〈『日本養殖新聞』2013年5月寄稿、2020年6月3日加筆修正〉 名古屋駅近くの柳橋中央市場内にある伊藤ビル(写真右手前)。ここで「日曜おさかなマーケット」が開かれている 名古屋駅近くの柳橋中央市場内にある伊藤ビルで2013年4月7日、「日曜おさかなマーケ…

渥美半島・小中山地区 潜水・採貝漁の盛んな三河湾

〈『水産週報』2009年8月1日号掲載、2020年5月26日加筆修正〉 この地域でオオアサリと呼ばれるウチムラサキ 愛知県の東南端にある渥美半島は、三方を三河湾、伊勢湾、太平洋に囲まれた昔から漁業の盛んな地域。一年を通して多くの魚介類が水揚げされるが、な…

焼きカキブームにわく鳥羽・浦村 消費拡大へ養殖業者が自ら販売

〈『水産週報』2009年5月15日号寄稿、2020年5月25日加筆修正〉 「牡蠣の国まつり」で人気を集めたカキのつめ放題 「海のミルク」と呼ばれ栄養たっぷりで人気のカキ。全国的な産地としては広島、宮城県が有名だが、三重県でもカキ養殖は盛んに行われている。…

5月の水揚げが過去最高を記録 好漁で活気にわく篠島のシラス漁

〈『水産週報』2008年7月1日号寄稿、2020年5月25日加筆修正〉 多くのシラスが水揚げされ活気にわく荷捌き場 4月から始まった愛知県篠島のシラス漁が好調だ。漁が本格化する5月は、月別で過去最高の漁獲量を記録。産地市場には連日多くのシラスが水揚げされ、…

豊かな漁場を守り里海の再生へ ピーク迎える三河湾のアサリ漁

〈『水産週報』2008年6月1日号寄稿、2020年5月24日加筆修正〉 漁が最盛期に入った三河湾のアサリ アサリの漁獲量が全国トップの愛知県。主な漁場となる県内三河湾のアサリは産卵を前に身が太り、もっとも美味しく食べられる旬の時期を迎えている。3月からス…

関市「松文養鯉場」の寒ナマズ 寿司職人が調理して頭から骨、皮まで味わう

〈2015年6月26日執筆、2020年5月23日加筆修正〉 関市の池で養殖されているナマズ ひげを生やした愛きょうのある顔と、ぬるりとした黒くて太い体から、独特な雰囲気をかもしだすナマズ。岐阜県の関市下有知地区で、ニシキゴイや食用コイ、ホンモロコなどを養…

「魚ぎ」の大将が教える 簡単!おススメおさかなレシピ〈夏の稚アユ編〉稚アユのフリッター エビマヨ風

〈2015年7月2日執筆、2020年5月21日加筆修正〉 市販されているドレッシングを使って野菜と味わう「稚アユのフリッター エビマヨ風」 旬の魚介を使ったおすすめの料理レシピを紹介するこのコーナー。今回取り上げる魚は、春から夏にかけて独特の香りが楽しめ…

「魚ぎ」の大将が教える 簡単おススメおさかなレシピ〈春のワカサギ編〉ワカサギのフリッター エビマヨ風 

〈2015年5月29日執筆、2020年5月21日加筆修正〉 市販されているドレッシングを使って野菜と味わう「ワカサギのフリッター エビマヨ風」 旬の川魚を中心に魚介を使ったおすすめの料理レシピを紹介するこのコーナー。今回取り上げる魚は、冬から春にかけて身が…

佐久島名物の大アサリ丼を楽しく調理!―なごや環境大学共育講座・第30回「味わって知る わたしたちの海」

〈2009年11月30日執筆、2020年5月20日加筆修正〉 なごや環境大学共育講座「味わって知る わたしたちの海」(主催:伊勢・三河湾流域ネットワーク・山崎川グリーンマップ)の第30回が2009年10月22日、名古屋市昭和区の昭和生涯学習センターで開かれました。今…

鮮度の違うタコ、カンパチを食べくらべ―なごや環境大学共育講座・第28回「味わって知る わたしたちの海」

〈2009年8月4日執筆、2020年5月20日加筆修正〉 なごや環境大学共育講座「味わって知る わたしたちの海」の第28回が2009年7月9日、名古屋市昭和区の昭和生涯学習センターで開かれました。今回のテーマは「鮮魚における鮮度について考える」で、講師は市中央卸…

名物・焼きハマグリに多くの行列―三重県桑名市で赤須賀漁業まつり

〈2009年7月21日執筆、2020年5月19日加筆修正〉 「第10回赤須賀漁業まつり」が2009年7月4日(土)、三重県桑名市の赤須賀漁港で開かれました。地元で獲れる水産物や漁業に関心をもってもらおうと、毎年この時期に赤須賀漁協が実施しているイベントで、ハマグ…

【DoChubu掲載】「ガマゴリうどん」で蒲郡の活性化へ 「手打ち主水庵」店主 木村悟士さん

〈『DoChubu』2016年10月7日更新、2020年5月16日加筆修正〉 「全国ご当地うどんサミット」(2013年)、「全国まるごとうどんエキスポ」(2014年)でグランプリに輝いた蒲郡市のガマゴリうどん。誕生したのは2012年2月のことでした。市内の漁港で映画の撮影が…

【DoChubu掲載】旬を食べる かんたんお魚レシピ アユのアクアパッツァ

〈『DoChubu』2016年7月27日更新、2020年5月16日加筆修正〉 梅雨が明けて本格的なアユのシーズンがやってきました。春に河口から遡上した稚アユは、上中流域の川底の石にはえたコケをはみ、夏にかけてぐんぐん大きくなります。独特の風味が魅力の香魚は塩焼…

【DoChubu掲載】風土を生かして つくり育てる「伊勢まぐろ」

〈『DoChubu』2014年7月14日更新、2020年5月16日加筆修正〉 三重県南伊勢町で3年前より始まった、養殖のクロマグロをつくり育てる取り組み。熊野灘の潮にもまれ、稚魚から成長したクロマグロは「伊勢まぐろ」とネーミングされ、なめらかな食感とくせのない旨…

【DoChubu掲載】〈おさかなブログ〉桑名・赤須賀で春を呼ぶシラウオ漁が解禁

〈『DoChubu』2014年2月13日更新、2020年5月16日加筆修正〉 揖斐川の河口付近で漁獲されたシラウオ。体長は5~6センチくらい。陽の光を受けて独特の光沢を放っていました 年が明けた1月6日。桑名の漁師町・赤須賀では、シラウオ漁が始まりました。揖斐川の河…