〈『DoChubu』2011年7月20日更新、2020年4月21日加筆修正〉
三重県多気町にある高校生が経営するレストラン「まごの店」の指導者として活躍する、県立相可高校の村林新吾先生による料理教室が2011年6月22日(水)夜7時から、桑名市にある「はまぐりプラザ」で開かれました。参加した一般市民ら15人は、地元で獲れたハマグリを使って様々な調理を体験し、全員で味わいました。
7月2日まで、毎週土曜に放送されていたテレビドラマ「高校生レストラン」のモデルにもなった大人気のまごの店。料理教室には、村林先生をはじめ生徒のみなさんも参加して調理をサポート。会場となったはまぐりプラザの調理室は、多くの人々で熱気に包まれました。
料理への思いから放映中のドラマの内容まで、話題の尽きない村林先生の話しに熱心に聞き入る参加者のみなさん。村林先生の行くところは笑い声が絶えず、過ぎる時間があっという間のとても楽しい料理教室でした。
はまぐりプラザの1周年を記念して企画された今回の料理教室。「桑名といえばハマグリ。そのハマグリは今が旬で一番おいしい時期。地産地消で地元のハマグリを使って、いろんな食べ方を知ってほしい」と村林先生は話します。
ハマグリを使った斬新な料理の味ももちろんですが、村林先生から的確な指導を受けながら、楽しそうに調理する参加者一人ひとりの笑顔がとても印象に残りました。料理は楽しく。そしてみんなで一緒に食べるともっとおいしい、ということを改めて実感した、桑名での料理教室でした。(新美貴資)