里山川海を歩くライターの活動記録

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【DoChubu掲載】〈地産地消レシピ vol.5〉『木祖村の御嶽白菜』新鮮な甘みがたっぷり!の白菜ジャム(調理時間約30分)

〈『DoChubu』2009年11月30日更新、2020年5月16日加筆修正〉

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今回紹介するのは、白菜でつくるジャムです。じっくり煮込むことで、白菜がもつ独特の甘みを引き出しました。レモンとジンジャーパウダーをすこし加えることで、より深い味わいに。果実とはまた一味違ったジャムをご家庭で楽しんでみてはいかがでしょう。今回で木祖村の白菜は終わり、次回からは同じく木祖村の伝統食であるかぶ菜の漬物「すんき」を使ったレシピを紹介していきます。どうぞお楽しみに!

☆レシピ

 材料(分量4~5人分)

  • 白菜(500g)
  • ラニュー糖(400g)
  • レモン(1個)
  • ジンジャーパウダー(1g)
  • エスペレット唐辛子(適量)

 作り方

【➀】白菜は短い千切りにし、グラニュー糖とあわせて鍋に入れます。白菜がしんなりするまで15分ぐらいおいてください。

【②】レモンの輪切り、ジンジャーパウダーを加えて弱火でじっくり、水分を出すように加熱します。

【➂】白菜が透き通り、シロップに濃度が出るまで煮詰めて出来上がりです。お好みで唐辛子を加えてもおいしくいただけます。

食材の紹介

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木曽川流域市町村の地元食材を使い、おいしくて簡単、手早くできるアイディア・レシピを名古屋調理師専門学校フランス料理担当の向山登教授が紹介します。第1回目の食材は、木曽川源流の里、長野県木祖村の『御嶽白菜』。高冷地を生かし夏場(7~10月)に収穫されるのが特長で、柔らかくて甘味があり、長野県が誇るブランド野菜のひとつです。今年は例年以上に作柄がいいとのことですから、ぜひ繊細かつ豪快な白菜料理にチャレンジしてみてください。タジン鍋、スープ、サラダ、生春巻き、ジャムと5種類のレシピを順にご紹介していきます。どうぞお楽しみに!(新美貴資)

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