里山川海を歩くライターの活動記録

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【DoChubu掲載】〈地産地消レシピ Vol.19〉『上松町のえごま』独特な香りが酢めしにもよく合う「細巻きえごま」(調理時間30分)

〈『DoChubu』2010年3月29日更新、2020年5月18日加筆修正〉

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今月は長野県木曽郡上松町の「えごま」を使った料理の紹介です。

4品目の今回は「えごま」をつかったお寿司の「細巻きえごま」です。「えごま」の種だけでなく、細かく刻んで葉も酢めしに加えることで、より豊かな味と香りが楽しめる一品です。口のなかへ入れると、たくさんの「えごま」の種がはじけて、葉のもつ独特な風味が一気に広がります。

家庭でつくる細巻きにちょっとひと手間加えるだけで、おいしくいただくことができます。家族で楽しみながらつくってみてはいかがでしょう。

☆レシピ

 材料(4人分・10本)

  • 海苔(5枚)
  • 米(2cup)
  • すし酢/酢(40ml)、上白糖(30g)、塩(5g)
  • えごま(20g)
  • えごまの葉(6枚)
  • キュウリ(1本)

 作り方

【①】酢めしを作り、炒ったえごまを加えます。

【②】2分の1サイズに切った海苔に①をのせ、刻んだえごまの葉、タテに細長く切ったキュウリをのせて巻きます。

【③】適当な大きさに切って盛りつけます。

食材の紹介

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木曽川流域市町村の地元食材を使い、おいしくて簡単、手早くできるアイディア・レシピを名古屋調理師専門学校フレンチ専門の向山登教授が紹介します。

第4回目の食材は、長野県木曽郡上松町でとれたシソ科の植物「えごま」です。その種は独特の風味があり、体に良いといわれているα-リノレン酸が豊富なことから注目を集めています。上松町では地元の特産品にしようと、「えごま」の油やドレッシングなどの商品開発に力を入れています。

今回はスープ、コロッケ、野菜の蒸し焼き、寿司、マフィン、もちの6品のえごま料理のレシピを順に紹介していきます。どうぞお楽しみに!(新美貴資)

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