里山川海を歩くライターの活動記録

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【DoChubu掲載】〈地産地消レシピ Vol.20〉『上松町のえごま』いままでにない新たな味!生地との相性も抜群な「えごまふぃん」(調理時間約40分)

〈『DoChubu』2010年4月3日更新、2020年5月18日加筆修正〉

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今月は長野県木曽郡上松町の「えごま」を使った料理の紹介です。

5品目の今回は「えごま」を使ったお菓子の「えごまふぃん」です。大人から子どもまで、みんなが大好きなマフィン。生地にたっぷりの「えごま」を加えてつくった、アイデアあふれる一品です。「えごま」のもつ独特の風味がマフィンと見事にマッチして、おいしいお菓子に仕上がっています。

いままでにない新たな味覚にきっと驚くはず!相性も抜群な生地の甘みと「えごま」の香ばしさに、食べる手が止まらなくなるほどのおいしさです。たっぷりの「えごま」で、ぜひチャレンジしてみてください。

☆レシピ

 材料(3個分)

  • えごま(40g)
  • ラニュー糖(20g)
  • 牛乳(40g)
  • ハチミツ(10g)
  • バター(40g)
  • ラニュー糖(30g)
  • 溶き卵(30g)
  • 薄力粉(75g)
  • ベーキングパウダー(2g)

 作り方

【①】えごま、グラニュー糖、牛乳、ハチミツを鍋に入れ、水分がなくなるまで火にかけます。

【②】室温に戻してやわらかくしたバターにグラニュー糖を加え、白っぽくなるまですり合わせます。卵を少しずつ加え、なめらかに混ぜ合わせます。

【③】薄力粉、ベーキングパウダーを合わせてふるいにかけ、②に加えて泡だて器でまぜ合わせます。

【④】①のえごまをざっくりと合わせ、マフィンカップに絞り、200℃のオーブンで約25分焼きます。

食材の紹介

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木曽川流域市町村の地元食材を使い、おいしくて簡単、手早くできるアイディア・レシピを名古屋調理師専門学校フレンチ専門の向山登教授が紹介します。

第4回目の食材は、長野県木曽郡上松町でとれたシソ科の植物「えごま」です。その種は独特の風味があり、体に良いといわれているα-リノレン酸が豊富なことから注目を集めています。上松町では地元の特産品にしようと、「えごま」の油やドレッシングなどの商品開発に力を入れています。

今回はスープ、コロッケ、野菜の蒸し焼き、寿司、マフィン、もちの6品のえごま料理のレシピを順に紹介していきます。どうぞお楽しみに!(新美貴資)

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