〈『日本養殖新聞』2015年寄稿、2020年6月18日加筆修正〉
「ぎふ清流馬瀬川あゆまつり」が2015年7月20日、岐阜県下呂市馬瀬地区にある「清流ふれあい会館」で開かれ、市内外から約400人が来場し賑わった。
主催したのは、馬瀬川上流漁協、清流馬瀬川観光ヤナ組合、市の他、地元の観光協会、商工会などからなる同まつり実行委員会で、岐阜の川人文化研究会などの協力を得て、昨年に続く2回目の開催となった。
まつりでは、地元を流れる馬瀬川で獲れた「馬瀬鮎」の塩焼き(一匹600円)をはじめ、馬瀬鮎を使ったフライ(一匹400円)やピザ(一切れ200円)、寿司(二貫300円)、アユの卵を使ったパスタ(一皿300円)などが提供された他、新たな名物として今年2月に商品化された「馬瀬鮎だし入り醤油」(2種類・一本600円)も販売され、人気を集めた。
また、子供を対象にしたアマゴとイワナのつかみ捕り、100点を超えるアユ釣りの道具や伝統漁具の展示、市内の高校生による馬瀬川の紹介も行われ、来場者は企画されたさまざまな催しを楽しみながらアユを味わった。
好天に恵まれたこの日は、一般参加者によるアユ釣り大会も馬瀬川で開かれ、多くの人々が同地区を訪れた。
(新美貴資)