里山川海を歩くライターの活動記録

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ウナギをテーマにまちゼミ 岐阜市の鮮魚店「魚ぎ」で開催

〈『日本養殖新聞』2016年寄稿、2020年6月23日加筆修正〉

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ウナギをテーマに店内で行われた

岐阜商工会議所が主催する第5回まちゼミ「おしえ店長サン」が2016年8月初めから9月末まで開催中で、岐阜市内の鮮魚店「魚ぎ」では「うなぎの旬はいつ??夏?秋?じつは…」と題した講座が8月31日、9月7日に開かれた。

この催しは、店を教室にして店主が講師となり、プロならではの専門的な知識や情報を受講者に教える少人数制のゼミで、全国各地で開催されている。岐阜市では平成25年から始まり、同店は第一回から同商工会議所に協力し講座を開いている。

9月7日に行われた講座では4名が受講。同店代表の内藤彰俊さんが天然と養殖のウナギの旬や生態、関東と関西の調理法の違いなどを説明した。

内藤さんは調理場で三河一色産のウナギをさばき、串を打って焼くところまでを実演。参加した男性が包丁をにぎってさばき方を体験すると、生きたウナギの感触に驚きの声があがった。最後に出来上がった蒲焼き(一匹分)が参加した全員に配られ、終了となった。

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講座で調理し出来上がった蒲焼き

(新美貴資)