里山川海を歩くライターの活動記録

水産のいろんな世界を歩き見て、ひとの営みや暮らしを伝えています

「ウナギの魅力について~取材から見た生態、食文化、職人、人との歴史~」をテーマに講演しました

2020年7月18日(土)、愛知県名古屋市中区の市環境学習センター「エコパルなごや」で「ウナギの魅力について~取材から見た生態、食文化、職人、人との歴史~」をテーマに講演しました。主催したのは、藤前干潟ふれあい事業実行委員会です。

取材で撮影した写真や動画を紹介し、ウナギの生態や食文化、職人の仕事や人間との歴史などについて、お話しをさせていただきました。時間が足りず、お伝えしたかった「名古屋の川でウナギを探す!」のところを紹介できなかったのは残念でした。それでも講演は好評だったようで、多くの方に楽しんでいただくことができたとしたら、うれしく思います。今回もウナギの本や漫画、ウナギ業界の専門紙「日本養殖新聞」、ウナギの絵馬などを持参し、参加した皆さまに見ていただきました。

ウナギを単なる食べるものと見てしまうと、視野が狭く固定されてしまうと思います。しがらみのない立場と視点から、いろいろな現場をのぞき見る伝達者でありたく、そこに自分がライターとして活動する意味がきっとあるはずで、体感したことを自分の言葉に変換し、丁寧に伝えていきたいです。

またの機会がいただけましたら「名古屋の川でウナギを探す!」編をじっくりやりたいです。これからも、ウナギの生態、食文化、伝承、信仰などについてもっと調べて学び、各所でのウナギ探しを鋭意続行したいと思います。

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