里山川海を歩くライターの活動記録

水産のいろんな世界を歩き見て、ひとの営みや暮らしを伝えています

各務原市の生涯学習「おもしろ楽習教室」で講師を務めました

8月20日岐阜県各務原市が行っている生涯学習の前期講座「おもしろ楽習教室」で講師を務めてきました。「かつお節をけずる にぼしの解剖をしてみよう! 水産業とおさかなについて学ぶ」をテーマに、小学4~6年生のみなさんと一緒に楽しく学びました。

講座の内容は、
水産業について学ぶ
②おさかなクイズに挑戦
③「だし」の勉強
③煮干しの観察と解剖
かつお節をけずってみよう
前半は、これまでに私が撮影してきた写真を紹介しながら、「獲る・育てる」「集める・選ぶ・分ける」「作る・売る」までの水産業のいろいろな仕事や場面について紹介。おさかなに関するいろいろなクイズを出題して、考えてもらいました。
後半は、だしについて一緒に勉強。煮干しの観察と解剖では、今回もみんな夢中になって取り組んでくれました。煮干しを使い体のいろいろな部位を確かめ、生き物の体の構造について学びました。カツオの本節やけずり器は、見るのも、触るのも、みんな初めて。一人ひとりにけずる体験をしてもらったら喜んでくれました。
子供たちと交流できるこのような機会は、私にとっても大きな学びで、とても有難い感謝の時間でした。最近は、若い人たちの教育や学習支援に関わってみたいという気持ちがふくらんでいて、学生や小さな子たちと、一緒に生き物を観察したり、川の水の流れをたどって歩いたり、魚の料理を作ったりできたら、きっと楽しい時間になるだろうと思っています。
名古屋の地元のほうでも、このような学習や体験の機会をつくっていけたらと考えています。