里山川海を歩くライターの活動記録

水産のいろんな世界を歩き見て、ひとの営みや暮らしを伝えています

2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧

新美貴資の「めぐる。〈141〉」手で作るということ 心に残る味の記憶

〈『日本養殖新聞』2024年3月15日号寄稿〉 「気持ちがイライラしていると作る料理がしょっぱくなる」。昔、西洋料理のシェフから聞いた言葉だ。 料理には精神が宿る。こうしたことは、作る側だけでなく食べる側にもいえるのではないか。仕事の納期に追われて…