里山川海を歩くライターの活動記録

水産のいろんな世界を歩き見て、ひとの営みや暮らしを伝えています

水産業

新美貴資の「めぐる。〈142 〉」豊かな伊勢湾を取り戻せるか シンポ「海と川」に参加して

〈『日本養殖新聞』2024年4月15日号寄稿〉 伊勢湾と長良川が抱えている問題について考えるシンポジウム「海と川」が3月31日、岐阜市内であった。長良川市民学習会など約30団体からなる、よみがえれ長良川実行委員会が主催し、市民ら約100人が参加した。同委…

【新美貴資の「めぐる。〈122〉」】ユーチューブを始めてみた 地元の水産業を応援したい

〈『日本養殖新聞』2022年8月25日号寄稿〉 2年前から動画共有サービス「ユーチューブ」への投稿を始めた。投稿は不定期で、作成した動画の数はまだ少ないが、これまでに愛知県内で食べた魚料理、名古屋市内のウナギ店のうな丼、アユやサバなどの水産加工品…

【新美貴資の「めぐる。〈118〉】縄文人も食べていたウナギ  魚食のルーツは縄文時代にあった

〈『日本養殖新聞』2022年4月15日号寄稿〉 日本人はいつからウナギを食べていたのか。どんな漁法で捕まえ、どうやって食べていたのだろう。疑問と興味がふくらんでいくなかで、時代をさかのぼり「縄文」にたどり着いた。 『縄文の思想』(瀬川拓郎、講談社…

【新美貴資の『めぐる。〈112〉』】郷土の宝ものを未来に 今の長良川に思うこと

〈2021年10月15日号寄稿〉 短かった夏が終わり、秋がやってきた。秋といえば長良川なのだ。昨年も岐阜市の中流域に出かけ、産卵期のアユを観察した。今年もまた通うつもりである。 岐阜市内にかかる長良橋のたもとから長良川の上流を眺めた。緑をたくわえた…

東日本大震災後の水産業~被災地の漁港を歩いて~

海洋政策研究所が発行する『Ocean Newsletter』(第261号、2011年6月20日発行)に「東日本大震災後の水産業~被災地の漁港を歩いて~」を寄稿しました。 www.spf.org

〈新美貴資の「めぐる。(101)」〉自分を諦めないで 若人に伝えたいこと

〈『日本養殖新聞』2020年11月15日号寄稿〉 三重県鳥羽市に石鏡(いじか)という漁師町がある。ここに毎年、奈良県の中学校から生徒が臨海実習をしにやってくる。泊まるホテルでは、夜になると学生たちがグループに分かれ、大人たちから講話を受ける。 講話…