里山川海を歩くライターの活動記録

水産のいろんな世界を歩き見て、ひとの営みや暮らしを伝えています

環境

新美貴資の「めぐる。〈138〉」日々進化する技術 完全養殖で変わる世界

〈『日本養殖新聞』2023年12月15日号寄稿〉 今年の秋以降に発表されたニュースの中から気になったものを取り上げて、ウナギ業界のこれからについて少し考えてみたい。 そのニュースは、以下の2つのネット記事である。 ①“サステナブルな餌料と養殖で生まれた…

なごや環境大学の「環境コラム」に「地元で語り継がれる 笈瀬川のかっぱ伝説」を寄稿しました

「地元で語り継がれる 笈瀬川のかっぱ伝説」 なごや環境大学の環境コラムに寄稿しました。 大正末期頃まで名古屋駅の近くを流れていた笈瀬川と、そこに伝わるかっぱの昔話。 かつての川筋を歩いて、調べていく過程は面白かったです。 字数に限りがあり、かっ…

【新美貴資の「めぐる。(123)」】小さな宇宙に驚く 川の生き物を観察して

〈『日本養殖新聞』2022年9月15日号寄稿〉 以前にミジンコを採取し、観察したことを書いた。普段の私たちが目にすることのない、人間とはスケールの異なる世界への興味が尽きない。 残暑の厳しい昼下がり、重いペダルをこいで、町の近くを流れる香流川(か…

【新美貴資の『めぐる。〈113〉』】川から環境を考える 流域の中を歩いてみよう

〈『日本養殖新聞』2021年11月15日号寄稿〉 北海道で秋サケの定置網漁が不振であるという(『中日新聞』2021年11月4日)。記事では、道立総合研究機構さけます・内水面水産試験場の研究者が原因について、気候変動の影響による海水温上昇や、道内各地の川に…

【新美貴資の「めぐる。111」】河原から多自然を考える 川と陸をむすぶ大切な存在

〈『日本養殖新聞』2021年9月15日号寄稿〉 ウナギとミミズの関係を知ってから、河原のことが気になるようになった。 河原は、大雨が降るたびに冠水する。そして、そこにある多くのものをかき混ぜ流してしまう。生き物にとっては、生育するうえでとても条件…

【新美貴資の「めぐる。110」】ミミズはウナギの重要な餌資源 陸と川のつながりが大切

〈『日本養殖新聞』2021年8月25日号寄稿〉 7月、岐阜市の長良川を歩いた。どうしても見ておきたいところがあった。大繩場大橋から鏡島大橋にかけての左岸が、川とは思えない異様な光景に変わってしまっていたのだ。 その河原は、1キロくらいにわたりコン…

なごや環境大学のブログに寄稿した記事「地域文化を育む身近な自然 名古屋を流れる香流川を歩く」が掲載されました

なごや環境大学のブログ『特集・なごやエコ最前線』に寄稿した記事「地域文化を育む身近な自然 名古屋を流れる香流川を歩く」が掲載されました。 www.n-kd.jp

【新美貴資の「めぐる。(99)」】海から人生、川を旅する ウナギに関する3冊を紹介

〈『日本養殖新聞』2020年9月15日号寄稿〉 夏の疲れがどっと現れるこの時期、休息を取る間に本のページをめくるのもいい。外出などしなくても、読書が思考と想像の旅にいざなってくれる。今回は、私がこれまでに読んだウナギに関する本の中から3冊を紹介し…

なぎさは海のゆりかご『海のゆりかご通信』No.24 日本最東端の地 根室で海を守り続ける漁師たち

なぎさは海のゆりかご『海のゆりかご通信』No.24(2011年9月)に寄稿した記事を紹介します。 北海道根室市の汽水湖である「風蓮湖(ふうれんこ)」で、生き物同士の調和を図り、漁業を営んでいくために活動している漁師さんを訪ねました。 「日本最東端の地…

なぎさは海のゆりかご『海のゆりかご通信』No.21 三河湾の環境回復に挑む漁師たち

なぎさは海のゆりかご『海のゆりかご通信』No.21(2011年6月)に寄稿した記事を紹介します。 愛知県は三河湾の湾奥にある蒲郡(がまごおり)。多くの産業と結びつき、時代の変化のなかで変わらずこの海で暮らす漁師さんを訪ねました。 「三河湾の環境回復に…

『海のゆりかご通信』No.16 ~ハマグリ復活に取り組む赤須賀の漁師さん~ 先祖からの財産を次の世代へ

なぎさは海のゆりかご『海のゆりかご通信』No.16(2010年12月)に寄稿した記事を紹介します。 江戸時代の頃から漁師町と伝わる三重県桑名市の赤須賀(あかすか)。この漁師町で、先祖がまもってきた財産を受け継いで、次の世代に継承しようと奮闘している漁…

『海のゆりかご通信』No.11 アサリの宝庫「山波の洲」を守り続ける漁師さん

なぎさは海のゆりかご『海のゆりかご通信』No.11(2010年7月)に寄稿した記事を紹介します。 広島県尾道市を訪れ、地先にひろがる松永湾で地元の漁師さんが取り組んでいる干潟の保全活動を取材しました。 「アサリの宝庫『山波の洲』を守り続ける漁師さん 」…

『長良川STORY』に寄稿 市街地に驚くほどの魚の影! 岐阜市でアユの産卵ウォッチング

長良川流域をディープに楽しむウェブサイト『長良川STORY』で、2017年に連載した「お魚ライター新美の長良川おさかな帖」から過去の記事を紹介します。 市街地に驚くほどの魚の影!岐阜市でアユの産卵ウォッチング nagaragawastory.jp

『長良川STORY』に寄稿 川の魅力を伝えるカフェをオープン! 若き川漁師が伝えたい「川文化」とは?

長良川流域をディープに楽しむウェブサイト『長良川STORY』で、2017年に連載した「お魚ライター新美の長良川おさかな帖」から過去の記事を紹介します。 川の魅力を伝えるカフェをオープン!若き川漁師が伝えたい「川文化」とは? nagaragawastory.jp

『長良川STORY』に寄稿  種付けでアユの命をつなぐ。川漁師たちの秋

長良川流域をディープに楽しむウェブサイト『長良川STORY』で、2017年に連載した「お魚ライター新美の長良川おさかな帖」から過去の記事を紹介します。 「種付けでアユの命をつなぐ。川漁師たちの秋」。 nagaragawastory.jp

『長良川STORY』に寄稿  伝統漁法を活かしたウナギのすみかづくり

長良川流域をディープに楽しむウェブサイト『長良川STORY』で、2017年に連載した「お魚ライター新美の長良川おさかな帖」から過去の記事を紹介します。 「伝統漁法を活かしたウナギのすみかづくり」。 nagaragawastory.jp

なごや環境大学のブログ「特集・なごやエコ最前線」に寄稿 「名古屋の生物の最新情報を知る 〜希少種シンポジウム『次代に引き継ぐなごやの貴重な生きものたち』開催〜」

なごや環境大学のブログ「特集・なごやエコ最前線」に寄稿し、2014年4月に掲載された記事「名古屋の生物の最新情報を知る 〜希少種シンポジウム『次代に引き継ぐなごやの貴重な生きものたち』開催〜」を紹介します。 www.n-kd.jp

なごや環境大学のブログ「特集・なごやエコ最前線」に寄稿 「養殖場を見学しウナギについて理解を深める 〜共育講座『味わって知る わたしたちの海』で西尾市一色町の生産現場を訪ねる〜」

なごや環境大学のブログ「特集・なごやエコ最前線」に寄稿し、2014年8月に掲載された記事「養殖場を見学しウナギについて理解を深める 〜共育講座『味わって知る わたしたちの海』で西尾市一色町の生産現場を訪ねる〜」を紹介します。 www.n-kd.jp

なごや環境大学のブログ「特集・なごやエコ最前線」に寄稿 「名古屋に残る自然を体感し貴重な生き物たちを観察 〜『名東区自然散策会』で猪高緑地を歩く〜」

なごや環境大学のブログ「特集・なごやエコ最前線」に寄稿し、2014年10月に掲載された記事「名古屋に残る自然を体感し貴重な生き物たちを観察 〜『名東区自然散策会』で猪高緑地を歩く〜」を紹介します。 www.n-kd.jp

なごや環境大学のブログ「特集・なごやエコ最前線」に寄稿 「謎を秘めたウナギから環境と暮らしを考える ~直面する資源問題、守りたい食文化~」

なごや環境大学のブログ「特集・なごやエコ最前線」に寄稿し、2016年1月に掲載された記事「謎を秘めたウナギから環境と暮らしを考える ~直面する資源問題、守りたい食文化~」を紹介します。 www.n-kd.jp

なごや環境大学のブログ「特集・なごやエコ最前線」に寄稿 「アユとひとが織りなす物語 ~長良川の営みから環境を考える~」

なごや環境大学のブログ「特集・なごやエコ最前線」に寄稿し、2017年6月に掲載された記事「アユとひとが織りなす物語~長良川の営みから環境を考える~」を紹介します。 www.n-kd.jp

なごや環境大学のブログ「特集・なごやエコ最前線」に寄稿 「アユとひとが織りなす物語 ~長良川の営みから環境を考える(続き)~」

なごや環境大学のブログ「特集・なごやエコ最前線」に寄稿し、2017年12月に掲載された記事「アユとひとが織りなす物語~長良川の営みから環境を考える(続き)~」を紹介します。 www.n-kd.jp

なごや環境大学のブログ「特集・なごやエコ最前線」に寄稿 「渥美の磯でめずらしい生き物を探す ~環境ボランティアサークル『亀の子隊』の磯遊び講座に参加~」

なごや環境大学のブログ「特集・なごやエコ最前線」に寄稿し、2018年8月に掲載された記事「渥美の磯でめずらしい生き物を探す ~環境ボランティアサークル『亀の子隊』の磯遊び講座に参加~」を紹介します。 www.n-kd.jp

なごや環境大学のブログ「特集・なごやエコ最前線」に寄稿 「新鮮な魚を生産者が漁港で直売!漁師町で続く地域起こしの取り組み ~愛知県南知多町大井の『とれとれ漁師市』を訪れてみた~」

なごや環境大学のブログ「特集・なごやエコ最前線」に寄稿し、2018年11月に掲載された記事「新鮮な魚を生産者が漁港で直売!漁師町で続く地域起こしの取り組み ~愛知県南知多町大井の『とれとれ漁師市』を訪れてみた~」を紹介します。 www.n-kd.jp

なごや環境大学のブログ「特集・なごやエコ最前線」に寄稿 「三河湾のアサリを採って味わう 漁獲減少から海の環境変化を知る」

なごや環境大学のブログ「特集・なごやエコ最前線」に寄稿し、2019年6月に掲載された記事「三河湾のアサリを採って味わう 漁獲減少から海の環境変化を知る」を紹介します。 www.n-kd.jp

なごや環境大学のブログ「特集・なごやエコ最前線」に寄稿 「尾張丘陵に多く存在したため池 里池と共生した先人の暮らしを探る」

なごや環境大学のブログ「特集・なごやエコ最前線」に寄稿し、2020年1月に掲載された記事「尾張丘陵に多く存在したため池 里池と共生した先人の暮らしを探る」を紹介します。www.n-kd.jp

なごや環境大学のブログ「特集・なごやエコ最前線」に寄稿しました 「尾張の熱田で生まれた伝統食品『名古屋かまぼこ』の魅力に迫る」

なごや環境大学のブログ「特集・なごやエコ最前線」に寄稿した記事「尾張の熱田で生まれた伝統食品『名古屋かまぼこ』の魅力に迫る」が2020年9月に掲載されました。

アユを「準絶滅危惧」に区分、市版レッドリスト候補種を解説 岐阜市がレッド&ブルーリストの第3回公開シンポ開く

〈『日本養殖新聞』2014年寄稿、2020年6月12日加筆修正〉 参加した市民は熱心に耳を傾けた 第3回公開シンポジウム「岐阜市の絶滅危惧種と外来種」が2014年11月23日、同市文化センターで開かれた。主催したのは、同市と岐阜生物多様性研究会。市では、絶滅の…

ウナギを見て味わい学ぶ なごや環境大学共育講座が西尾市一色町で開かれる

〈『日本養殖新聞』2014年寄稿、2020年6月10日加筆修正〉 ウナギの生態、資源の状況、種苗生産技術開発の現状などについて学んだ 愛知県名古屋市在住の消費者らが県内西尾市一色町で生産されたウナギを味わい、養鰻場を見学する学習イベントが2014年7月3日、…

藻場・干潟を守り豊かな海づくりを 海の博物館館長の石原義剛氏が講演

〈『水産週報』2011年12月1日号寄稿、2020年5月28日加筆修正〉 四日市市で開かれ海の環境保全に取り組む市民団体などが参加した 三重県内で海の環境保全に取り組む市民団体などが参加して意見を交わす第2回「みえの海のフェスティバル」(海づくり会議みえ主…