里山川海を歩くライターの活動記録

水産のいろんな世界を歩き見て、ひとの営みや暮らしを伝えています

美濃市

郷土への愛着をこめて 復活した「美濃あゆにんめん」

〈2015年9月17日執筆、2020年5月22日加筆修正〉 辰巳屋の「美濃鮎にんめん」(1500円〈税別〉) 澄んだ空気が山あいを包み、広がる青空のもと、清らかな川の流れが躍動する。伝統の和紙作りやうだつの上がる町並みで知られる美濃市。自然と人が長く暮らし、…

〈新美貴資の「めぐる。(72)」〉川舟を制作し技術を記録 長良川の和船技術継承に向けて

〈『日本養殖新聞』2018年6月15日号掲載、2020年4月17日加筆修正〉 この春に岐阜県立森林文化アカデミーを卒業した学生が「長良川和船技術継承に向けた取り組み」をテーマにした課題研究で川舟を制作した。この和舟を見ようと、美濃市にある専門学校を訪ねた…

〈新美貴資の「めぐる。(53)」〉和紙の里の郷土食「にんめん」を伝える 美濃発條有限会社社長 神谷栄一さん

〈『日本養殖新聞』2016年11月15日号掲載、2020年4月17日加筆修正〉 単線の長良川鉄道に乗りこみ、始発の「美濃太田駅」を朝に発つ。この日に向かったのは、岐阜県の中央に位置する美濃市。わずかな乗客を乗せた一両は、重い駆動音と心地よい振動をひびかせ…