里山川海を歩くライターの活動記録

水産のいろんな世界を歩き見て、ひとの営みや暮らしを伝えています

岐阜市で開かれたシンポジウム「海と川」に報告者として参加しました

2024年3月31日、岐阜市内であったよみがえれ長良川実行委員会によるシンポジウム「海と川」に参加してきました。そのなかで「伊勢湾の水産業をめぐって」と題して報告し、その後の討論にも加わらせてもらいました。
報告では、これまでに伊勢湾の各地の漁港を訪れ、撮影した写真を紹介しました。私たちと海はつながっているということ。多くの人びとが海と生き、そこには様々な伝統や文化があること。漁業をめぐる環境はさらに厳しさを増していますが、そのなかで懸命に生きる暮らしがあることを来場した皆さんに知っていただきたかったです。
 私は研究者でも漁業者でもありません。わからないことだらけです。だからこそ見えてくるものが、ひょっとしたらあるのかもしれません。専門的な知識はなにもありませんし、うまくかつ正確にしゃべることができたか自信はありませんが、参加した方々に何か伝わり、残るものがあればうれしいです。
シンポジウムの模様は、4月1日の中日新聞岐阜新聞に掲載されました。
中日新聞長良川と伊勢湾の環境や漁業議論 岐阜でシンポジウム『海と川』開催」
岐阜新聞「ヘドロ堆積『伊勢湾は瀕死の状態』貧栄養化で漁獲量減少 岐阜市長良川との関係考えるシンポ」