里山川海を歩くライターの活動記録

水産のいろんな世界を歩き見て、ひとの営みや暮らしを伝えています

岐阜県各務原市のライフカレッジで講師を務めました

2024年1月16日、岐阜県各務原市の稲羽東福祉センターで開かれたライフカレッジの講師を務めてきました。ライフカレッジは、60歳以上ならだれでも参加できる、同市で実施されている市民の方を対象にした講座です

今回は「水産業とさかなについて学ぶ」をテーマに、これまで東海地方を中心に取材で撮影した写真などを紹介しながら話題を提供してきました。

講座では、以下のような内容をお話ししました。

水産業とわたしたちの暮らし

②東海地方の魚食文化

③魚から環境を考える

④ウナギのあれこれ

⑤おさかなクイズに挑戦

東海地方には豊かな魚食文化があること、山と川と海はつながっていること、水産業にはたくさんの仕事がありわたしたちの食が守られていること、職人はまた多くの職人に支えられていること、などをお伝えさせていただきました。聞いてくださったみなさんの心のなかに、なにか残るものがありましたら幸いです。

【2024年の年頭所感】ウナギの魅力を探求し表現する

〈『日本養殖新聞』2024年1月10日号寄稿〉

新年あけましておめでとうございます。

今年は昨年に続いて、東海や名古屋の地域、またそうした所の歴史という視点から、水産資源や生き物として見るだけではないウナギの魅力をもっと探し求めていきたいです。

各地に眠っているウナギの昔話、妖怪、供養、信仰、地名などについてさらに調べ、先人が記した書物から学び、人間とウナギの関係を考えていきます。

他にも、ウナギ食文化の盛んな名古屋を中心に鰻屋を訪ねて味わい、この地方の料理の歴史や特徴を学び、職人の技術や知恵を見聞していきたいです。

そして、ウナギを書くうえでの新たなテーマを開拓するとともに、活字以外の表現についても可能性を模索し、さまざまな形にしていきたいと考えています。

混沌とした現代においては、競争や成長から共生や循環への転換が求められているのではないかと感じています。そうしたことを念頭に入れながら、今の自分にできることを身近なところから行動に移し、喜びや楽しみを見つけて、他の人たちと共感できたらうれしいです。

ウナギをあらゆる角度から眺めて、今年もいろいろなことを書いていきます。皆さんの心のなかに何か残るものをお伝えできれば幸いです。感謝と謙虚の気持ちを忘れずに、人との縁を大切にして自分の時間を歩んでいきます。

本年もよろしくお願いいたします。

【メディア出演】インターネットラジオ「ゆめのたね」の番組「send cheers」に出演しました

インターネットラジオ局ゆめのたね」の番組「send cheers(エールを送る)」(パーソナリティ:ほーちゃんさん)にこのほど出演しました。

取材のテーマにしてきた水産業、ライターとしての活動、地元で取り組んでいる卓球の普及や指導、資格を取得している卓球療法士、自身が抱えている病気のことなどについてお話をさせていただきました。

収録した内容は、同放送局のオレンジチャンネルで12月15、22日(金)に放送されました。

パーソナリティのほーちゃんさん、ゆめのたね愛知スタジオのスタッフさん、お世話になりました。貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。