〈『日本養殖新聞』2015年寄稿、2020年6月17日加筆修正〉
岐阜県多治見市の池田町で2015年7月11日夕刻より夏まつりが開かれ、地元のウナギ専門店が蒲焼きを使った「うながっぱ巻き」(一本1000円)を販売し、人気を集めた。
町内の公民館であった夏まつりに出店したのは、市内で営業するウナギと日本料理の店「優月」。店主の三宅輝さんがうながっぱ巻きの他、養殖アユの塩焼き(一匹400円)を即売した。
ウナギの町として知られ、かっぱの伝説が残る市のマスコットキャラクター「うながっぱ」から名前がつけられたうながっぱ巻き。ウナギとかっぱの好物であるキュウリなどを具材に使い、酢飯と一緒にノリで巻いた寿司で、市内のウナギ専門店や寿司店などいくつかの店舗で販売している。
このまつりに初めて出店した三宅さんは「うながっぱ巻きを広めて、多治見のウナギをピーアールしていきたい」と話した。
(新美貴資)
※記事に記載のある価格は、取材した当時のものになります。