里山川海を歩くライターの活動記録

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豊橋養鰻漁協、山崎水産が「豊橋まつり」に出店 地元産のウナギ、アユを来場者にPR

〈『日本養殖新聞』2016年寄稿、2020年6月23日加筆修正〉

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豊橋養鰻漁協のブースには多くの客がつめかけ「豊橋うなぎ」を買い求めた

「第62回豊橋まつり」(同まつり振興会主催)が2016年10月15、16日の両日、豊橋市内の各所で開かれ、今年も豊橋養鰻漁協が出店した。

同漁協は2日間で約350キロのウナギを提供。豊橋公園エリアの農産物博覧会に設けられたブースで「豊橋うなぎ」の蒲焼き(一匹1600円)、白焼き(同)などを販売し、盛況だった。組合員らが炭焼きで調理したウナギは人気を集め、今回は新たに鰻丼(一杯800円)も提供された。

また両日とも午後1時から、子ども50人を対象にウナギのつかみ捕り体験が行われ、体験後には一匹500円で参加者に加工したウナギが提供された。生きたウナギに子どもたちは歓声をあげ、多くの大人たちが関心を寄せた。

まつりは2日間とも好天に恵まれ、市川誓男組合長は「予定通り完売でき、お客さんからも好評を得た」と話した。

また同公園エリアの観光物産博覧会では、小売酒販青年会のブースで前回に続き山崎水産(同市)が出店。生産した養殖アユの塩焼き(一匹300円)や干物(同)を販売した。

同社の坂柳淳之さんは「地元でアユの養殖を行っていることをアピールするよい機会」と語り、宣伝に力を入れていた。

市内の各地ではさまざまなイベントが催され、まつりには2日間で約65万人が訪れた。

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多くの子どもたちがウナギのつかみ捕りを楽しんだ

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地元の牟呂小学校で誕生したウナギのキャラクター「ムロロン」(右)と「ムロリン」も応援にかけつけ、生徒たちと一緒に豊橋うなぎを宣伝した

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養殖アユの塩焼きや干物を販売した山崎水産

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天然鉱石を使って焼きあげられた養殖アユ

(新美貴資)