里山川海を歩くライターの活動記録

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ひつまぶし入りいなり寿司をPR 愛知県豊川市のおいでん祭

〈『日本養殖新聞』2017年寄稿、2020年6月24日加筆修正〉

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注目を集めたひつまぶし入りいなり寿司

第29回豊川市民まつり「おいでん祭」(同まつり協議会、おいでん祭実行委員会主催)が2017年5月27、28日の両日、同市内で開かれた。

同市観光協会のブースでは、ひつまぶし入りいなり寿司や地元ブランド「とよかわ鮎」の塩焼きが販売され人気を集めた。

今年3月、ボランティアで構成する「豊川いなり寿司で豊川市をもりあげ隊」が「地産地消創作豊川いなり寿司コンテスト」を主催し、ひつまぶし入りいなり寿司が大賞に選ばれた。このレシピをもとに市内の四店が商品化し、まつりで販売(各400円)。ミョウガの酢漬けやわさびが入ったり、いなりの揚げにウナギのたれをつけてあぶったりと工夫を凝らした商品が並んだ。

とよかわ鮎として、兼升養魚漁業生産組合が生産した養殖アユの塩焼き(一尾400円)も販売された。

同市はいなり寿司発祥の地の一つとして伝わり、地域のブランドとして、活性化につなげようと様々な活動を展開している。

まつりは両日ともに好天に恵まれ、2日間で約17万6000人が来場した。

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兼升養魚漁業生産組合が生産した養殖アユの塩焼き

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多くの来場者でにぎわったまつりのグルメコーナー

(新美貴資)