里山川海を歩くライターの活動記録

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「那古野 しば福や」がオープン 名古屋市中村区名駅で4月10日より営業開始

〈『日本養殖新聞』2024年4月25日号寄稿〉

名古屋市西区でウナギ料理店「うなぎ家 しば福や」を運営する「柴田水産」(柴田範一社長)は4月10日、同市中村区に「那古野(なごや) しば福や」をオープンした。

同店は、名古屋駅から徒歩約七分の好立地にある商業ビルの2階と3階にあり、和を基調にした落ち着いた雰囲気と洗練された印象を持つ店内には約80の席数がある。2階はカウンター席、3階はテーブル席が中心で、個室も5部屋以上を完備している。

開店前の4月5日から7日までの3日間、完全招待制のプレオープンが催され、訪れた客はウナギ料理などを堪能した。

プレオープンで提供されたウナギ料理は、しば福丼(4100円)、ひつまぶし(5300円)、うなぎ上丼(5100円)、長焼き(4200円)、白焼き(同)、肝焼き(1600円)などで、ウナギは三河一色産を中心に良質なものを選んで使用している。

しば福丼は、同店が新たに開発したメニュー。うなぎ丼とひつまぶしの両方が味わえるオリジナルメニューの「まぶしば丼」に肝焼きをのせた贅沢な一品となっている。

新たな店では、ウナギを含めた和食を扱い、夜は会席料理を中心に提供する。柴田哲滝店主は「リニア開業後に名古屋に来る方々の来店を期待したい」と今後の抱負を語った。

同店の営業時間は11時から14時30分、17時30分から21時まで。定休日は毎週水曜日、第1・3・5火曜日となっている。

近年、名古屋の都心は多様な業態や価格帯のウナギ店の出店が相次いでいる。ますます過熱する名古屋のウナギ商戦に大きな注目が集まっている。

[那古野 しば福や]名古屋市中村区名駅3丁目23ー1名駅中京ビル2階・3階、電話052ー414ー4829。