里山川海を歩くライターの活動記録

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「しら河」が名駅店をオープン 名古屋市西区の商業ビルで4月1日より営業開始

〈『日本養殖新聞』2017年寄稿、2020年6月24日加筆修正〉

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4月1日より営業を開始した

名古屋でウナギ・和食料理店を展開する「しら河グループ」は、2017年4月より同市西区に「しら河 名駅店」をオープンした。

同店は、名古屋駅から徒歩約5分のところに生まれた新たな商業ビル「アクロスキューブ名古屋」の1階に構え、同ビルが開業した4月1日より営業を始めている。

和を基調にした落ち着いた雰囲気の店内は70席あり、個室は6部屋を完備する。営業は年中無休(年末年始は除く)で、時間は11時から15時(ラストオーダー14時半)、17時から21時半(同21時)まで。

メニューは、ひつまぶし、うな丼、うな重などのウナギ料理の他、魚介を中心にさまざまな料理を提供する。

2027年のリニア中央新幹線の開通を控え、再開発の動きが加速する名古屋駅周辺。駅前にあった大名古屋ビルヂングは一昨年、超高層ビルに生まれ変わった。先月には、駅と隣接するJRゲートタワーがオープン。多くのオフィスや商業施設が入り、この地区の集客力は年々高まっている。

今回の出店について同グループ今池ガスビル店の森田恵次店長は「名古屋駅エリアで一番売り上げるウナギ屋になること」を抱負にあげ、「一人でも多くのお客様に美味しいウナギを提供できる店にしたい」と意気込みを語った。

駅周辺はウナギ専門店の数も多く、名古屋を訪れる観光客やビジネスマンの利用が見込まれる。名古屋の好況が、地元のウナギ食文化のさらなる発展の起爆剤となるか。同店のオープンにも注目が集まりそうだ。

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ゆっくりとくつろぎながら料理が味わえる

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人気のひつまぶし

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ウナギの旨みを凝縮した白焼き

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ウナギの肝タレ焼き(手前)と肝塩焼き

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同店が入る商業ビル「アクロスキューブ名古屋」

(新美貴資)