里山川海を歩くライターの活動記録

水産のいろんな世界を歩き見て、ひとの営みや暮らしを伝えています

【DoChubu掲載】〈地産地消レシピ Vol.17〉『上松町のえごま』独特の風味と食感がたまらない「えごまコロッケ」(調理時間約30分)

〈『DoChubu』2010年3月21日更新、2020年5月18日加筆修正〉

f:id:takashi213:20200518144121p:plain

今月は長野県木曽郡上松町の「えごま」を使った料理の紹介です。

2品目の今回は「えごまコロッケ」です。「えごま」をマッシュ状にしたジャガイモのなかだけでなく、表面にもたっぷりつけて揚げています。「えごま」のもつ独特の風味と食感が楽しめる、見た目もユニークなアイデアあふれるコロッケ。カリッとした表面の「えごま」がほっこりとした中身とあいまって、これまでに味わったことのないおいしさです。

食卓での会話がきっとはずむ一品です。ぜひご家庭でつくってみてください!

☆レシピ

 材料(7個分)

  • ジャガイモ(大2個)
  • えごま(20g)
  • 塩(少々)
  • コショウ(少々)
  • 薄力粉(50g)
  • 卵(1個)
  • えごま(100g)
  • サラダ油(適量)

 作り方

【①】ジャガイモを皮つきのまま茹で、皮をむきマッシュ状にして塩、コショウをふります。

【②】えごまを炒り、すりつぶします。

【③】①に②を加えて味を調え、丸く成形します。

【④】③を薄力粉、溶き卵、えごまの順につけて、180℃の油で約2分揚げます。

食材の紹介

f:id:takashi213:20200518144913j:plain

木曽川流域市町村の地元食材を使い、おいしくて簡単、手早くできるアイディア・レシピを名古屋調理師専門学校フレンチ専門の向山登教授が紹介します。

第4回目の食材は、長野県木曽郡上松町でとれたシソ科の植物「えごま」です。その種は独特の風味があり、体に良いといわれているα-リノレン酸が豊富なことから注目を集めています。上松町では地元の特産品にしようと、「えごま」の油やドレッシングなどの商品開発に力を入れています。

今回はスープ、コロッケ、野菜の蒸し焼き、寿司、マフィン、もちの6品のえごま料理のレシピを順に紹介していきます。どうぞお楽しみに!(新美貴資)

みつける。つながる。中部の暮らし 中部を動かすポータルサイトDoChubu