〈『DoChubu』2011年9月21日更新、2020年4月22日加筆修正〉
地産地消レシピの取材などでいつもお世話になっている、名古屋調理師専門学校(名古屋市瑞穂区)のオープンキャンパスが今年(2011年)も7月23日(土)に開かれ、Dochubu事務局の小穴さんと一緒にうかがってきました。
今回の体験実習のテーマは、前回に続いて「地産地消」。愛知県産の食材を使ったフランス、日本、中華、イタリア料理、福祉調理、製菓の6つの実習が開かれ、多くの高校生が参加しました。同校の担当教授の指導のもと、在校生のサポートを受けながら楽しく調理し、完成した料理を試食しました。
この他にも、栄養学講座「ヘルシーダイエットで健康づくり」や学校ガイダンスも開かれ、多くの父兄が来校し、実習を見学しました。
体験実習でつくった料理には、三河湾産のアサリや岩ノリ、アカザエビ、アナゴ、スズキなど、愛知県の魚介類がたくさん使われました。
この日、体験実習で調理したのは、以下の料理です。
【フランス料理】「豚のロース肉のソテー 地野菜を添えて」「冷製キャロットスープ オレンジの香り」
【日本料理】「天丼」「冬瓜のすり流し」
【福祉料理】「三河ポークのミルフィーユカツ煮冬瓜入り磯辺粥」「金ごまのブランマンジェ きなこソース」<高齢者の夏バテ対策薬膳メニュー>
【製菓】「白桃のショートケーキ デザート仕立て」
【中国料理】「豚肉のレタス包み」「翡翠冷麺・胡麻団子」
【イタリア料理】「アサリとアスパラガスのペンネ」「スカンピのチーズ焼き」
どれも愛知県産の野菜や肉、魚介類を使ったとても豪華なメニュー。参加者のみなさん、環境の整った本格的な厨房での調理にとても満足そう。在校生との話もはずみ、楽しみながら学校の雰囲気を体感していました。(新美貴資)