里山川海を歩くライターの活動記録

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あゆフレークなどを販売 山崎水産が地元産の養殖アユを豊橋市内のイベントでPR

〈『日本養殖新聞』2018年寄稿、2020年6月25日加筆修正〉

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豊橋市内で養殖アユを生産している山崎水産のブース

地域の賑わいを創出し、地元産品の消費を推進する特産市「まちなかマルシェ」が2018年1月28日、愛知県豊橋市豊橋駅南口駅前広場で開かれた。市内で養殖アユを生産している山崎水産が、加工した干物やフレークなどの商品を販売し、来場者に豊橋産のアユをアピールした。

毎月開催されているこの催しは、市役所のまちなか活性課が主催しており、同社の出店は2回目。特別な加工を施してやわらかく仕上げた調理済みの「鮎の極み」(塩味・ナンプラー味、各一尾入り500円)、干物(一尾入り300円)、このほどパッケージを新たにした「まるごと あゆフレーク」(一袋1000円)などを販売した他、このフレークを使ったおにぎり(一個100円)や卵焼き(一箱100円)も提案した。

「すぐに食べられるものが欲しいというニーズを受けて」(同社の坂柳淳之さん)、1年ほど前に商品化したあゆフレーク。無添加の独自製法によって作られ、一袋には内臓やひれを取り除いた成魚サイズのアユが2匹使われており、うまみと栄養がつまっている。

同社では、ご飯にのせたり料理の具材として使ったりできるこの商品について、様々な食べ方を提案しながら販売に力を入れていきたいとしている。

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試食も行われた売り場に並ぶ「鮎の極み」と「まるごと あゆフレーク」

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「まるごと あゆフレーク」を使ったおにぎりや卵焼きも販売した

  (新美貴資)