〈『日本養殖新聞』2022年1月25日号寄稿〉
愛知県豊橋市で養殖アユを生産している山崎水産は、昨年12月よりインターネットで不特定多数の人々から少額ずつ資金を調達する「クラウドファンディング」を実施している。
同社がこのような取組を行うのは初めて。集まった資金は、アユを手軽に家で食べてもらうための「通販サイト」の開設に充てる。同社では、栄養が豊富で食べやすい魚であるアユのアピールに力を入れており、自社で育てたアユを使い様々な加工品を製造し、販売促進に力を注いでいる。
クラウドファンディングの支援者に返礼する品物やサービスには、「こだわり塩の天日干し」や「まるごと鮎のフレーク」などの加工品の他、生きたアユやアユのつかみ取りも用意されている。
同社の坂柳淳之さんは、この取組を通して「アユのファンを増やしたい」と話している。
クラウドファンディングの実施期間は1月末まで。詳しくは「キャンプファイヤー 山崎水産」で検索。