里山川海を歩くライターの活動記録

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多くの市民がウナギの魅力を体感 浜松市で第13回「浜名湖うなぎまつり」開催

〈『日本養殖新聞』2013年寄稿、2020年6月7日加筆修正〉

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ウナギのつかみどりを楽しむ子どもたち

第13回「浜名湖うなぎまつり」(浜名商工会同まつり実行委員会主催)が2013年11月3日、静岡県浜松市にある浜名湖ガーデンパークで開かれ、多くの来場者で賑わった。

浜松市との共催によるこのイベントは、毎年この時期に開催されており、今回もウナギの弁当の販売やつかみどり、100匹を使った市民参加による長巻寿司づくりなど、ウナギをメインにした様々な催しが行われ、盛況だった。

ウナギ弁当は限定300食(1個1200円)で、地元の10店舗が200食、ウナギを通して浜松市と友好を深めている埼玉県さいたま市の浦和うなぎまつり実行委員会が実演販売で100食を提供。販売を開始する前から長蛇の列ができ、昼前には完売となった。

白焼きにして受け取ることができるウナギのつかみどり(限定200食・参加費1200円)も人気で、参加者が捕まえたウナギを浜名湖養魚漁協の関係者らが次々とさばき、炭火で焼き上げていた。

この他にも、ウナギのクイズ大会やタッチプールで触れることができる体験コーナー、地元の物産展などが企画され、会場は休日を楽しむ多くの人々で埋まった。

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浜名湖養魚漁協のブースでは、白焼き3本セット(2600円)、串白焼き(1串〈小〉・550円)、肝焼き(1本200円)などが販売され人気を集めた

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参加者がつかまえたウナギは白焼きに調理された

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昼前には完売したウナギ弁当

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多くの市民が参加したウナギの長巻寿司づくり

(新美貴資)

※記事に記載されている価格は、取材当時のものになります。