里山川海を歩くライターの活動記録

水産のいろんな世界を歩き見て、ひとの営みや暮らしを伝えています

【伝承文化】

「長良川STORY」に寄稿 洞戸の板取川でじゃちこをすくう

長良川流域をディープに楽しむウェブサイト『長良川STORY』で、2017年に連載した「お魚ライター新美の長良川おさかな帖」から過去の記事を紹介します。 「洞戸の板取川でじゃちこをすくう」。 nagaragawastory.jp

なごや環境大学のブログ「特集・なごやエコ最前線」に寄稿 「アユとひとが織りなす物語 ~長良川の営みから環境を考える~」

なごや環境大学のブログ「特集・なごやエコ最前線」に寄稿し、2017年6月に掲載された記事「アユとひとが織りなす物語~長良川の営みから環境を考える~」を紹介します。 www.n-kd.jp

なごや環境大学のブログ「特集・なごやエコ最前線」に寄稿 「アユとひとが織りなす物語 ~長良川の営みから環境を考える(続き)~」

なごや環境大学のブログ「特集・なごやエコ最前線」に寄稿し、2017年12月に掲載された記事「アユとひとが織りなす物語~長良川の営みから環境を考える(続き)~」を紹介します。 www.n-kd.jp

なごや環境大学のブログ「特集・なごやエコ最前線」に寄稿 「名古屋にもあった豊かな海と漁師町 ~今も残る漁村文化を探して下之一色を歩く~」

なごや環境大学のブログ「特集・なごやエコ最前線」に寄稿し、2018年5月に掲載された記事「名古屋にもあった豊かな海と漁師町 ~今も残る漁村文化を探して下之一色を歩く~」を紹介します。 www.n-kd.jp

なごや環境大学のブログ「特集・なごやエコ最前線」に寄稿 「尾張丘陵に多く存在したため池 里池と共生した先人の暮らしを探る」

なごや環境大学のブログ「特集・なごやエコ最前線」に寄稿し、2020年1月に掲載された記事「尾張丘陵に多く存在したため池 里池と共生した先人の暮らしを探る」を紹介します。www.n-kd.jp

ウナギの供養と放流 三重の「津うなぎ専門店組合」が実施

〈『日本養殖新聞』2019年寄稿、2020年6月26日加筆修正〉 ウナギを岩田川に放流した 津うなぎ専門店組合(上原正広組合長)は2019年8月26日、市内でウナギの供養と放流の行事を実施した。 組合では、毎年この時期にウナギの供養と放流を行っている。昨年は一…

一般参加のウナギ放流会を開催 「津うなぎ専門店組合」が親子を招いて実施

〈『日本養殖新聞』2018年寄稿、2020年6月26日加筆修正〉 子どもたちは生きたウナギを手にして歓声をあげた 「津うなぎ専門店組合」主催のウナギ放流会が2018年8月27日、同市内の伊勢湾海洋スポーツセンターで開催された。 毎年この時期に一般参加を募って開…

ウナギ供養と放流会を開く 津うなぎ専門店組合が子どもたちを招き実施

〈『日本養殖新聞』2016年寄稿、2020年6月23日加筆修正〉 活きたウナギに触れる子どもたち 津うなぎ専門店組合主催による「うなぎ供養・豊漁願い放流会」が2016年8月29日、同市内で行われた。 毎年この時期に開かれる恒例の行事で、一般参加を募っての開催は…

子供たちがウナギ100匹を放流 津うなぎ専門店組合が供養・放流会を開催

〈『日本養殖新聞』2015年寄稿、2020年6月19日加筆修正〉 歓声を上げながらウナギを放流する子どもたち 津うなぎ専門店組合主催の「うなぎ供養・豊漁願い放流会」が2015年8月24日、三重県津市内であり、地元の小学生と父母ら24組の親子が参加して開かれた。 …

ウナギ100匹を親子が放流 津うなぎ専門店組合が供養・放流会を開く

〈『日本養殖新聞』2014年寄稿、2020年6月10日加筆修正〉 つかんだウナギを海に放す子どもたち 津うなぎ専門店組合主催の「うなぎ供養・豊漁願い放流会」が2014年8月21日、三重県津市内であり、小学生と父母ら20組の親子がウナギの放流を体験した。 関係者の…

世界遺産の登録に向け、日韓の海女が参集 三重県志摩市で海女サミット開催

〈『水産週報』2010年10月15日号寄稿、2020年5月27日加筆修正〉 8県9地域から46人の海女が参加して開かれた 全国でもっとも海女漁が盛んな三重県の鳥羽・志摩地方。地元の自治体では海女文化の情報発信に力を入れており、浜では「海女小屋体験」が人気を集め…

飛騨金山七河川合流博覧会2015/郡上市和良町「和良おこし公民館」 香り豊かなウグイごはんを古民家で味わう

〈2015年7月2日執筆、2020年5月22日加筆修正〉 郡上市和良町の「和良おこし公民館」で開かれた 「鷹匠とウグイ、ハザコ」をテーマにした、見て聞いて味わう体験型の交流イベント「飛騨金山七河川合流博覧会2015」が3月7日、郡上市和良町で開かれた。 和良、…

郷土への愛着をこめて 復活した「美濃あゆにんめん」

〈2015年9月17日執筆、2020年5月22日加筆修正〉 辰巳屋の「美濃鮎にんめん」(1500円〈税別〉) 澄んだ空気が山あいを包み、広がる青空のもと、清らかな川の流れが躍動する。伝統の和紙作りやうだつの上がる町並みで知られる美濃市。自然と人が長く暮らし、…

【DoChubu掲載】湖北の美食を極めた長浜の伝統料理「鴨すき」

〈『DoChubu』2015年3月20日更新、2020年5月16日加筆修正〉 琵琶湖からの恵みを受け、古くから多様な食の文化が生まれ、栄えてきた滋賀県。同県の北東部に広がる湖北の長浜で、いまがもっとも美味だという、天然のマガモを使った伝統の食べ方があると聞き、…

【DoChubu掲載】老舗佃煮店がつくる 桑名の名産「しぐれ蛤」

〈『DoChubu』2014年7月9日更新、2020年5月16日加筆修正〉 伊勢湾の湾奥にあって、木曽、長良、揖斐の三つの大きな川がそそぐ河口に面した三重県桑名市。古くからハマグリの産地として知られ、江戸時代より製法が伝わる、たまりで煮炊きしてつくる「しぐれ蛤…

【DoChubu掲載】〈おさかなブログ〉最盛期迎える三河湾産ハゼの甘露煮づくり

〈『DoChubu』2014年2月1日更新、2020年5月16日加筆修正〉 多くの従業員によって製造される三河湾産ハゼの甘露煮 愛知・三河地域の伝統産業である三河湾産ハゼの甘露煮づくり。平松食品(本社:豊橋市)の豊川市にある御津工場では、師走にはいり甘露煮の製造…

【DoChubu掲載】南知多・師崎の名物「崎っぽ料理」に挑戦!第59回「味わって知る わたしたちの海」

〈『DoChubu』2013年3月6日更新、2020年5月15日加筆修正〉 調理した味噌焼きは愛知県南知多町師崎地区の「崎っぽ料理」の一つ。その時期に獲れる魚介類を野菜と一緒に味噌で焼く漁師料理です 伊勢・三河湾で獲れる魚介類を調理して味わいながら学ぶ、なごや…

【DoChubu掲載】〈おさかなブログ〉最盛期を迎えたハゼ甘露煮づくり!豊川の平松食品御津工場

〈『DoChubu』2013年1月5日更新、2020年4月24日加筆修正〉 何度もタレをかけて仕上げるハゼの甘露煮 三河地域の伝統食であるハゼの甘露煮。その製造が師走に入り、最盛期を迎えています。愛知県豊橋市に本社がある平松食品の御津工場(豊川市)では2012年12…

【DoChubu掲載】〈山県市特集〉天日と寒風でじっくりと仕上げる。 冬のおとずれを告げる伊自良の連柿

〈『DoChubu』2011年12月1日更新、2020年4月22日加筆修正〉 家の軒先にずらっとつらなる連柿。伊自良地区では毎年初冬に見られる光景です。写真は2011年11月24日に撮影 12月の特集の取材で訪れたのは岐阜県の山県(やまがた)市。ちょうど岐阜の南西部のあた…

【DoChubu掲載】〈おさかなブログ〉天下の奇祭、南知多町豊浜の鯛まつり

〈『DoChubu』2011年8月22日更新、2020年4月21日加筆修正〉 いくつもならぶ巨大な鯛のみこし。地元の人々をはじめ多くの見物客でにぎわいました 愛知県南知多町の豊浜海岸で毎年7月に開かれる、天下の奇祭「鯛まつり」。今年は2011年7月23日(土)、24日(日…

【DoChubu掲載】新たな料理で島をアピール。食感豊かな佐久島のナマコ

〈『DoChubu』2011年5月28日更新、2020年4月21日加筆修正〉 佐久島で獲れたナマコ。柔らかい体はいろんな形に変わり、 周囲の環境にあわせて色も変わる変幻自在な海の生き物です。写真はアオナマコとアカナマコ なんともいえない不思議な色と形をした海の生…

【DoChubu掲載】〈NPOの取り組み特集〉自然とともに生きる知恵を学ぶ 里山文化を守り伝える「NPO法人山菜の里いび」

〈『DoChubu』2011年2月22日更新、2020年4月20日加筆修正〉 昨年(2010年)6月に開かれた飛騨美濃伝統野菜「沢あざみまるごと体験」。 この地ならではの食材である「沢あざみ」を参加者で楽しく収穫しました(写真提供:山菜の里いび) 岐阜県の西美濃地域に…

【DoChubu掲載】尾張の郷土料理「ボラ雑炊」をいただく!第39回「味わって知る わたしたちの海」

〈『DoChubu』2010年11月30日更新、2020年4月20日加筆修正〉 尾張西部から木曽三川河口あたりで昔から食べられていた「ボラ雑炊」 伊勢・三河湾流域でとれる魚介類を調理して味わう人気の講座「味わって知る わたしたちの海」(主催:伊勢・三河湾流域ネット…

〈新美貴資の「めぐる。(90)」〉現代のため池にもウナギはいる  愛知県日進市・岩藤新池の池殺生

〈『日本養殖新聞』2019年12月15日号掲載、2020年4月18日加筆修正〉 11月下旬、再び愛知県日進市の岩藤新池を訪れた。ため池のほとりで、会う約束を交わしていた加藤英俊さん(74歳)が笑顔で迎えてくれた。この地域の自然を守る「水源の里の会」の代表を務…

〈新美貴資の「めぐる。(88)」〉身近な魚だったウナギ 愛知県日進市の岩藤新池を歩く

〈『日本養殖新聞』2019年10月15日号掲載、2020年4月18日加筆修正〉 愛知県日進市の岩崎城歴史記念館で特別展「にっしんの歴史と動物」がこのほど開かれた。牛や馬、鳥、魚など人と動物に関わる歴史について、市に保存されている文章や絵図、道具など約50点…

〈新美貴資の「めぐる。(87)」〉自然と人をつなぐウナギ 名古屋市名東区の鱣廻間を歩く

〈『日本養殖新聞』2019年9月15日号掲載、2020年4月18日加筆修正〉 全国に鰻の付く地名はいくつもあるが、なかでも愛知県下に多いという(佐野賢治著『虚空蔵菩薩信仰の研究』より)。『愛知県地名収覧』には鱣池、鰻沢、鰻田、鱣谷など11の地名が載っている…

〈新美貴資の「めぐる。(86)」〉神の使いであるウナギを守る 岐阜県郡上市・粥川を歩く

〈『日本養殖新聞』2019年8月25日号掲載、2020年4月18日加筆修正〉 岐阜県郡上市美並町の粥川に行ってきた。以前にも紹介したが、この地域ではウナギを神の使いとしてあがめ、昔から大切に守り続けている。毎年7月、星宮(ほしのみや)神社でウナギの供養祭…

〈新美貴資の「めぐる。(85)」〉東海で生まれたうま口文化 名古屋城下の蒲焼町を歩く

〈『日本養殖新聞』2019年7月15日号掲載、2020年4月18日加筆修正〉 近年、急速な変貌を遂げている愛知県名古屋市。人口は2016年に230万人を突破した。名古屋駅の周辺「名駅エリア」の再開発はさらに進み、周辺の市町村の発展もめざましい。 変化の止まない名…

〈新美貴資の「めぐる。(74)」〉ウナギの聖地で供養を行う 岐阜県郡上市・粥川で地元の調理師会が主催

〈『日本養殖新聞』2018年8月25日号掲載、2020年4月18日加筆修正〉 ウナギを神の使いとして守っている岐阜県郡上市美並町の粥川(かゆかわ)で7月25日、ウナギ供養祭が行われた。主催したのは郡上調理師会で、美並観光協会、郡上漁協との共催。会場となった…

〈新美貴資の「めぐる。(72)」〉川舟を制作し技術を記録 長良川の和船技術継承に向けて

〈『日本養殖新聞』2018年6月15日号掲載、2020年4月17日加筆修正〉 この春に岐阜県立森林文化アカデミーを卒業した学生が「長良川和船技術継承に向けた取り組み」をテーマにした課題研究で川舟を制作した。この和舟を見ようと、美濃市にある専門学校を訪ねた…