里山川海を歩くライターの活動記録

水産のいろんな世界を歩き見て、ひとの営みや暮らしを伝えています

愛知県

第6回三河一色うなぎまつり開催 好天に恵まれ西尾市・一色さかな広場に3万人が来場

〈『日本養殖新聞』2014年寄稿、2020年6月9日加筆修正〉 約3万人が来場したまつりの会場 「第6回三河一色うなぎまつり」(同まつり実行委員会主催)が2014年6月7、8日の両日、愛知県西尾市一色町の「一色さかな広場」で開催された。ウナギをはじめとする地元…

「鮎の日」啓発イベント 愛知・矢作川漁協が放流体験行う

〈『日本養殖新聞』2014年寄稿、2020年6月9日加筆修正〉 受け取った稚アユを川へ放流する子どもたち 全鮎(全国鮎養殖漁業組合連合会)によって6月1日が「鮎の日」に制定されたことを受けて、愛知県豊田市では2014年6月1日、矢作川漁協が主催する啓発イベン…

不漁が続く愛知のシラスウナギ 日没後の漁場を取材

〈『日本養殖新聞』2014年寄稿、2020年6月8日加筆修正〉 日没から始まるシラスウナギ漁。発電機の鈍い音が響くなか黙々と行われていた 各地で好漁が伝えられている2013年度のシラスウナギだが、実際の現場はどのような状況にあるのか。養鰻の盛んな愛知県で…

2万5000人が見て触れて味わう 名古屋市中央卸売市場本場で「市場まつり」開催

〈『日本養殖新聞』2013年寄稿、2020年6月6日加筆修正〉 国内外の産地から取り寄せた豊富な魚介類が展示、販売され人々の注目を集めた 名古屋市中央卸売市場本場(名古屋市熱田区)で2013年11月10日、「2013ふれあい市場まつり」(市中央卸売市場協会主催)…

市民に「豊橋うなぎ」をPR 豊橋養鰻漁協が地元イベントに出店

〈『日本養殖新聞』2013年寄稿、2020年6月6日加筆修正〉 多くの客がウナギを買い求めた豊橋養鰻漁協のブース 愛知県の東三河地域における一大イベント第59回「豊橋まつり」が2013年10月19、20日の両日、同市内の豊橋公園や中心街など各所で開かれ、豊橋養鰻…

第5回三河一色うなぎまつり開催 西尾市・一色さかな広場に3万人が来場

〈『日本養殖新聞』2013年寄稿、2020年6月5日加筆修正〉 3万人が来場したまつりの会場 第5回三河一色うなぎまつり(同まつり実行委員会主催)が5月18、19日の両日、愛知県西尾市一色町の「一色さかな広場」で開かれた。ウナギをはじめとする地元の特産品の販…

名古屋の柳橋中央市場で「日曜おさかなマーケット」 活性化に向け若手が企画する

〈『日本養殖新聞』2013年5月寄稿、2020年6月3日加筆修正〉 名古屋駅近くの柳橋中央市場内にある伊藤ビル(写真右手前)。ここで「日曜おさかなマーケット」が開かれている 名古屋駅近くの柳橋中央市場内にある伊藤ビルで2013年4月7日、「日曜おさかなマーケ…

愛知県西尾市でナマズ試食会開催 養鰻関係者らが出席し意見を交わす

〈『日本養殖新聞』2012年寄稿、2020年5月31日加筆修正〉 多くの養鰻関係者らが出席したナマズ試食会 天然食材の保全と再生を目指すグループ「おかずトラスト」主催のナマズ試食会が2012年11月22日、愛知県西尾市の食事処「増左ェ門」であり、三河地域の養鰻…

名古屋市場で魚食普及セミナー 食育関係者ら60名が学ぶ

〈『水産週報』2014年寄稿、2020年5月28日加筆修正〉 食育に携わる関係者を対象に開かれた 名古屋市中央卸売市場の本場(同市熱田区)で2014年2月8日、食育に携わっている関係者を対象にした「魚食普及セミナー」が開かれた。身近にある魚を使い、五感を駆使…

森川海の連携で三河湾の復活を 愛知県田原市で畠山重篤氏が講演

〈『水産週報』2011年9月15日号寄稿、2020年5月28日加筆修正〉 「森は海の恋人」と題して畠山重篤氏が講演した 宮城県気仙沼市でカキ養殖を営み、牡蠣の森を慕う会代表、京大フィールド科学教育研究センター社会連携教授などを務める畠山重篤氏は2011年2月25…

名古屋市場で初の「ふれあい市場まつり」 2万3000人が来場し市場の活気を体感

〈『水産週報』2010年11月15日号寄稿、2020年5月28日加筆修正〉 多くの人びとが来場し賑わった 押し寄せる一般市民で活気にわく名古屋の卸売市場。晴れわたる空が広がる10月の日曜。普段であれば静かな市場内がこの日は大きな喧騒に包まれ、かつてないほどの…

食べ物とリンクする生物多様性 名古屋で「『さかな』を守る!漁業をまもる!」をテーマに意見交換

〈『水産週報』2010年10月1日号寄稿、2020年5月27日加筆修正〉 多くの参加者がつめかけ漁業への関心を深めた 生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が2010年10月18日より、愛知県名古屋市で開かれる。地球環境への問題に関心が高まるなかで、190を超える…

名古屋市場で魚や流通について学ぶ 愛知県が企業と連携して親子食育教室を開催

〈『水産週報』2010年9月1日号寄稿、2020年5月27日加筆修正〉 マグロの中落ちをスプーンでとる子供たち 行政や企業、生産や流通、消費者団体など、さまざまな組織が主体となっての「食育」の取り組みが、各地で盛んに行われている。朝食を抜いたり、偏ったも…

流域の環境保全で漁業の再生を 環境フォーラムで元三重漁連部長の畑井育男氏が講演

〈『水産週報』2010年7月15日号寄稿、2020年5月27日加筆修正〉 会場には多くの参加者がつめかけた 株式会社エステム(愛知県名古屋市)主催の第20回環境フォーラム「水がつなぐ生命(いのち)~私たちの環境と海からの恩恵~」が2010年6月4日、名古屋市内で…

渥美半島・小中山地区 潜水・採貝漁の盛んな三河湾

〈『水産週報』2009年8月1日号掲載、2020年5月26日加筆修正〉 この地域でオオアサリと呼ばれるウチムラサキ 愛知県の東南端にある渥美半島は、三方を三河湾、伊勢湾、太平洋に囲まれた昔から漁業の盛んな地域。一年を通して多くの魚介類が水揚げされるが、な…

漁業の衰退に高まる不安 愛知県内の漁港を歩く

〈『水産週報』2008年8月15日号寄稿、2020年5月25日加筆修正〉 休漁中の漁船が並ぶ豊浜漁港 全国一斉休漁で愛知県内の漁業者も操業停止に踏み切った。燃油の高騰によって漁業経営は破綻寸前。赤字覚悟の出漁が続き、意欲の低下に歯止めがかからない。漁業者…

5月の水揚げが過去最高を記録 好漁で活気にわく篠島のシラス漁

〈『水産週報』2008年7月1日号寄稿、2020年5月25日加筆修正〉 多くのシラスが水揚げされ活気にわく荷捌き場 4月から始まった愛知県篠島のシラス漁が好調だ。漁が本格化する5月は、月別で過去最高の漁獲量を記録。産地市場には連日多くのシラスが水揚げされ、…

豊かな漁場を守り里海の再生へ ピーク迎える三河湾のアサリ漁

〈『水産週報』2008年6月1日号寄稿、2020年5月24日加筆修正〉 漁が最盛期に入った三河湾のアサリ アサリの漁獲量が全国トップの愛知県。主な漁場となる県内三河湾のアサリは産卵を前に身が太り、もっとも美味しく食べられる旬の時期を迎えている。3月からス…

「愛知は地産地消が一番進んでいる県」―名大東郷フィールド「農場講演会」でJAあいち経済連畜産課長

〈2009年9月2日執筆、2020年5月20日加筆修正〉 名古屋大学大学院生命農学研究科主催の第3回「農場講演会」が2009年8月22日、愛知郡東郷町にある同研究科付属フィールド科学教育研究センター東郷フィールド(付属農場)で開かれました。JAあいち経済連畜産部…

佐久島名物の大アサリ丼を楽しく調理!―なごや環境大学共育講座・第30回「味わって知る わたしたちの海」

〈2009年11月30日執筆、2020年5月20日加筆修正〉 なごや環境大学共育講座「味わって知る わたしたちの海」(主催:伊勢・三河湾流域ネットワーク・山崎川グリーンマップ)の第30回が2009年10月22日、名古屋市昭和区の昭和生涯学習センターで開かれました。今…

鮮度の違うタコ、カンパチを食べくらべ―なごや環境大学共育講座・第28回「味わって知る わたしたちの海」

〈2009年8月4日執筆、2020年5月20日加筆修正〉 なごや環境大学共育講座「味わって知る わたしたちの海」の第28回が2009年7月9日、名古屋市昭和区の昭和生涯学習センターで開かれました。今回のテーマは「鮮魚における鮮度について考える」で、講師は市中央卸…

楽しい実習や現地見学で「食」への関心深める―第2回親子食育教室「夏休み!親子de食育」

〈2009年8月27日執筆、2020年5月19日加筆修正〉 愛知県とあいち食育サポート企業団による親子食育教室「夏休み!親子de食育」の第2回が2009年8月4日(火)、5日(水)の両日、県内で開かれました。前週に行われた第1回と同じく、小学校4年から6年生とその保…

「食」について見て・聞いて・触れて学ぶ―第1回親子食育教室「夏休み!親子de食育」

〈2009年8月19日執筆、2020年5月19日加筆修正〉 愛知県とあいち食育サポート企業団による第1回親子食育教室「夏休み!親子de食育」が2009年7月28日(火)、29日(水)の両日、県内で開かれました。健全な食生活の実践に向けて、五感を通して「食」について学…

環境にやさしい食事を考える―なごや環境大学共育講座「フード・マイレージ活用講座Part2」

〈2009年7月6日執筆、2020年3月20日加筆修正〉 なごや環境大学の共育講座「フード・マイレージ活用講座Part2」の第2回が2009年6月28日(日)、名古屋市中村区の住友信託銀行名古屋駅前支店セミナー室で開かれました。今回のテーマは「フード・マイレージワ…

愛知県産の食材を使った調理の体験実習ー名古屋調理師専門学校がオープンキャンパス

〈2009年8月11日執筆、2020年3月20日加筆修正〉 名古屋調理師専門学校(名古屋市瑞穂区)は2009年7月25日、地産地消をテーマにしたオープンキャンパスを開き、地元愛知県産の食材を使った調理の体験実習を行いました。実習には、来春卒業する高校生ら105名が…

【DoChubu掲載】「ガマゴリうどん」で蒲郡の活性化へ 「手打ち主水庵」店主 木村悟士さん

〈『DoChubu』2016年10月7日更新、2020年5月16日加筆修正〉 「全国ご当地うどんサミット」(2013年)、「全国まるごとうどんエキスポ」(2014年)でグランプリに輝いた蒲郡市のガマゴリうどん。誕生したのは2012年2月のことでした。市内の漁港で映画の撮影が…

【DoChubu掲載】〈おさかなブログ〉名古屋市中央卸売市場本場で魚食普及セミナー

〈2014年4月15日更新〉 名古屋市熱田区にある市中央卸売市場本場で開かれた「魚食普及セミナー」 食育にたずさわる関係者を対象にした「魚食普及セミナー」が2014年2月8日、名古屋市熱田区の市中央卸売市場本場で開かれました。魚食普及への取り組みを体感し…

【DoChubu掲載】〈おさかなブログ〉最盛期迎える三河湾産ハゼの甘露煮づくり

〈『DoChubu』2014年2月1日更新、2020年5月16日加筆修正〉 多くの従業員によって製造される三河湾産ハゼの甘露煮 愛知・三河地域の伝統産業である三河湾産ハゼの甘露煮づくり。平松食品(本社:豊橋市)の豊川市にある御津工場では、師走にはいり甘露煮の製造…

【DoChubu掲載】〈おさかなブログ〉「海苔の日」イベントで園児がノリすき体験!

〈『DoChubu』2013年3月14日更新、2020年5月15日加筆修正〉 ノリすきを体験する園児たち 愛知海苔問屋協同組合の若手メンバーからなる愛知海苔昭和会(以下、昭和会)主催のノリすき体験が2013年2月15日、名古屋市名東区の市立猪高幼稚園でありました。この…

【DoChubu掲載】南知多・師崎の名物「崎っぽ料理」に挑戦!第59回「味わって知る わたしたちの海」

〈『DoChubu』2013年3月6日更新、2020年5月15日加筆修正〉 調理した味噌焼きは愛知県南知多町師崎地区の「崎っぽ料理」の一つ。その時期に獲れる魚介類を野菜と一緒に味噌で焼く漁師料理です 伊勢・三河湾で獲れる魚介類を調理して味わいながら学ぶ、なごや…